「パソコンを初期化したい!」
そう思う動機は「不安定になった」「別の人に渡す」「捨てる」のどれかだと思います。
初期化の方法は5つありますが、何らかの理由で初期化出来ない場合、必要な条件を満たしていないのかもしれません。
初期化は非常に複雑な仕組みなので、すべてのケースで解決できるとは限りませんが、修理を頼む前に、パソコン初心者がとりあえずチェックすべきポイントを紹介します!
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この記事を読むとわかること
- パソコンが初期化できない原因とチェックポイントを理解できる。
- 初期化が可能な場合の具体的な手順を知ることができる。
- 自分で初期化する前に試すべきトラブル解決方法を学べる。
パソコンが初期化出来ないとき、初心者が最初にチェックするポイント
何はともあれ、次の2つをチェックしてください。
- バッテリー切れ、停電などが起こっていないこと
- パソコンに、キーボード、マウス以外の周辺機器が接続されていないこと
当たり前ですが、電池切れだと確実に失敗します^^;
周辺機器については、必ずしも初期化に失敗するとは限りませんが、わざわざ原因の可能性を作る必要なありません。外しておきましょう。
パソコンは正常に動くが初期化出来ないときにチェックするポイント
前提として、パソコンが正常に動いている場合、次の方法で初期化が可能です。
- Windows機能の「このPCを初期状態に戻す」を実施
- Windows機能の「新たに開始」を実施
※2020年5月の大型アップデートで実行方法が変わっています。
特徴としては、以下の通りです。
- アプリケーションは削除される
- 自分で作成したファイルや設定内容が残せる
- Windowsがきれいな状態になる
不安定になったときに便利ですが、実行方法が難しかったりします。
この方法で初期化に失敗した場合、次のことをチェックしてください。
- セキュリティーソフトが起動していないか
- ディスクの空き容量が十分か
- 初期化するためのデータが破損していないか
※確認しようがないと思いますが、エラーメッセージなど出ると思います
パソコンは正常に動かず初期化出来ないときにチェックするポイント
前提として、パソコンが正常に動いていない場合、初期化の方法は次の3つです。
初期化するためのデータが破損している場合も、こちらの方法で初期化することになります。
※パソコンが正常に動いていても使えます。
- インストールメディアを使用して「上書きインストール」
- インストールメディアを使用して「クリーンインストール」
- 回復ドライブを使用して「ドライブから回復」
別の人に渡すときや、パソコンを捨てたいときは、こちらを選択することになるかと思います。
不安定を通り越して、起動しなくなったときもこちらです。
「上書きインストール」はWindowsだけきれいな状態にします。
「クリーンインストール」「ドライブから回復」は完全にまっさらにする方法です。
いずれもインストールメディア(DVDとかUSB)を使うので、それが壊れてなければ動くはず・・・。
強いて言えば、「上書きインストール」の場合、ディスクに800MB程度の空き容量があることをチェックしてください
まとめ
パソコンが初期化できないときのチェックポイントをまとめました。
実際のところ、パソコンの初期化は複雑かつ膨大で、どれか1つだけでも初心者には難しすぎると思います-_-;
基本的には、Windows機能の「このPCを初期状態に戻す」を実施。
(そうそう壊れませんが)不安な場合は、いざという時のために、「クリーンインストール」や「ドライブから回復」のための外部メディアを準備しておくとよいかもしれません。
どうしてもとなったら、データ復旧のプロに頼むことも検討した方がよいかもしれません。
ケースバイケースすぎて実物とにらめっこしないと解決は難しいです。
「事前の準備なしで確実に解決できる一手」はありませんが、イメージだけでもご理解いただければと思います。
この記事のまとめ
- パソコン初期化ができない際の基本的なチェックポイント
- パソコンが正常に動く場合の初期化方法と確認事項
- パソコンが正常に動かない場合の初期化手順と対策
- 初期化が難しい場合の代替策や専門家への依頼について
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