この記事を読むとわかること
- カメラ付きスマートウォッチでできることと便利な使い方
- 写真・動画・通話・GPSなど、目的に合わせた機能の違い
- 技適や通信料金、プライバシーなど選ぶ前に知りたい注意点
私は普段、Fitbit Inspire 3を使っています。
使い始めて1年ほどになりますが、用途は歩数や運動量の確認が中心で、スマートフォンから届く通知すらほとんど見ていません。
そんな私が「カメラ付きスマートウォッチ」という言葉を見たとき、最初に思ったのは「腕時計にカメラ?何に使うんだろう」という素朴な疑問でした。
スマホを取り出さずに撮影できるなら便利そうです。
一方で、小さな画面で使いやすいのか、プライバシーは大丈夫なのかも気になります。
この記事では、カメラ付きスマートウォッチでできることや便利な使い方、選ぶ前に知っておきたい注意点を整理します。
カメラ付きスマートウォッチとは?2つのタイプを知っておこう
まず知っておきたいのは、「カメラ対応」と書かれたスマートウォッチが、すべて時計本体で写真を撮れるわけではないことです。
カメラとの関わり方は、大きく2つに分けられます。
本体にカメラを搭載しているタイプ
ひとつは、スマートウォッチ本体にカメラが搭載されているタイプです。
製品によって異なりますが、写真や動画の撮影、ビデオ通話などができます。
子ども向けスマートウォッチでは、カメラにGPSや通話、SOSなどを組み合わせた製品もあります。
スマホを取り出さず、スマートウォッチだけで撮影したい場合はこちらのタイプを確認します。
スマホのカメラを遠隔操作するタイプ
もうひとつは、スマートウォッチをスマホカメラのリモコンとして使うタイプです。
たとえばApple Watchには、iPhoneのカメラ映像をApple Watchで確認しながらシャッターを操作できる「カメラリモート」があります。
集合写真などでは便利ですが、スマートウォッチ本体で写真を撮っているわけではありません。
「カメラ対応」「カメラコントロール」という表記だけで判断せず、本体にカメラが搭載されているか確認しておきましょう。
カメラ付きスマートウォッチで何ができる?主な機能と使い方
「腕時計にカメラがあっても、何に使うのだろう」。私自身が一番気になった部分です。
調べてみると、単純に写真を撮るだけではなく、製品によっていくつかの使い方があります。
写真や動画を撮影する
本体にカメラを搭載していれば、スマートウォッチから写真を撮影できます。
製品によっては動画撮影にも対応しています。
スマホをバッグやポケットから取り出さなくても撮影できるのは、カメラ付きならではの特徴でしょう。
一方で、私が気になるのは画面の小ささです。
画素数だけを見るのではなく、画面サイズや撮影した写真の確認方法、保存容量、スマホへの転送方法なども確認したほうがよさそうです。
「写真を撮れること」と「写真を快適に扱えること」は、分けて考えたいところです。
ビデオ通話や写真共有に使う
カメラと通信機能を搭載したモデルでは、ビデオ通話ができる場合があります。
たとえば子ども向けのmyFirst Foneシリーズには、カメラだけでなくGPS、音声・ビデオ通話、SOSなどを組み合わせたモデルがあります。
写真を残すだけではなく、離れた家族とのコミュニケーションにカメラを使うわけです。
ただし、ビデオ通話などには専用アプリや通信サービスが必要になる場合があります。
スマホカメラのリモコンとして使う
本体にカメラがなくても、スマホのカメラをスマートウォッチから操作できる製品があります。
集合写真やスマホを三脚に固定した撮影など、「シャッターを押すためだけにスマホへ戻りたくない」という場面では便利でしょう。
カメラ付きモデルが気になっている人でも、目的がこれだけなら、本体カメラは必要ないかもしれません。
カメラだけじゃない|GPS・通話・SOSと組み合わせると用途が広がる
カメラ付きスマートウォッチについて見ていくと、カメラ単体よりも、GPSや通話などほかの機能と組み合わせたときのほうが用途をイメージしやすくなります。
特に分かりやすいのが、子どもの見守りです。
GPSで現在地を確認する
GPS対応モデルなら、保護者のスマホなどから子どもの現在地を確認できる場合があります。
見守り目的なら、カメラの画素数よりもGPSの仕組みや位置情報の更新方法を優先したほうがよいケースもあるでしょう。
音声通話やSOSで連絡する
通信機能を搭載したモデルには、音声通話やSOSに対応するものがあります。
ただし、「SIM対応なら普通のスマホと同じように電話できる」とは限りません。
専用アプリ経由で通話する製品もあるため、利用方法や通信料金まで確認しておきたいところです。
子どもの見守りでは「なくす可能性」も考えておく
私の姪も見守り用の携帯を持っています。
何かあったときに連絡できる手段があるのは、やはり安心につながると感じます。
一方で、以前いっしょに公園で遊んでいたとき、別の子が見守り用の端末をなくしてしまったことがありました。
印象に残っているのは、その子が「親にバレたら……」と、なくしたことを隠そうとしていたことです。
大人なら「早く伝えたほうがいい」と考えます。
でも、子どもがそのとおり行動してくれるとは限りません。
私は最後まで見届けていないため、その端末が見つかったかどうかは分かりません。
ただ、この経験から「便利な機能があっても、端末そのものをなくすことはある」と感じました。
子どもに持たせるなら、GPSやSOSだけでなく、「なくしたときはどうするか」まで親子で決めておくことも大切でしょう。
カメラ付きスマートウォッチは本当に便利?購入前に確認したいポイント
写真、ビデオ通話、見守りなど、できることを並べると便利そうに見えます。
ただし、機能が多いことと、自分にとって使いやすいことは同じではありません。
ここでは私自身が購入するなら確認したいポイントを整理します。
画面サイズやカメラの位置を確認する
スマートウォッチはスマホより画面が小さいため、撮影した写真をどのように確認するのかは気になります。
また、カメラがビデオ通話向けの位置にあるのか、周囲を撮影しやすい位置にあるのかによっても使い方は変わります。
画素数だけでなく、画面サイズやカメラの位置まで見ておきたいところです。
SIM・通信料金・バッテリーを確認する
外出先でのビデオ通話や位置情報共有などには、通信サービスが必要になる製品があります。
その場合、本体価格だけでなく月額料金もかかります。
また、カメラ、GPS、通信などを利用すればバッテリーも消費します。
「最大○日」といった数字だけではなく、自分が使いたい機能を利用した場合にどうなるかを確認しましょう。
海外製品は技適なども確認する
海外通販では、安価なカメラ付きスマートウォッチを見かけることがあります。
通信機能のある製品を日本国内で利用する場合は、技適マークなどを確認しておきたいところです。
総務省も、海外から持ち込まれる無線機器について、技術基準に適合していることを示す技適マークなどの確認を案内しています。
価格だけで選んで、あとから使い方に困る。できれば、そういう買い物は避けたいものです。
ネット通販では公式仕様とレビュー・写真を分けて見る
私はネットでガジェットを購入するとき、まずレビューを見て、そのあと写真を確認することが多いです。
ネット通販なので、実物を触れないリスクはどうしてもあります。
そのため、正確な仕様はメーカー公式サイトで確認し、大きさや装着した雰囲気などはレビューや写真を補助的な判断材料にする、という見方がよいと思います。
レビューの星の数だけではなく、「自分が気にしている点について何と書かれているか」を見ることも大切です。
カメラ付きだからこそ気をつけたいプライバシーと撮影マナー
私がカメラ付きスマートウォッチを知って、便利さと同時に気になったのがプライバシーです。
腕時計は常に身につけているため、スマホとは少し違った配慮が必要になりそうです。
「撮影できる」と「撮影してよい」は別に考える
スマートフォンなら、人に向けて構えることで撮影していることが伝わりやすいでしょう。
スマートウォッチの場合、撮影していることが周囲から分かりにくくなる可能性があります。
人がいる場所では周囲のプライバシーに配慮し、学校、職場、施設などでは撮影機器に関するルールも確認しましょう。
子どもに持たせるなら使い方のルールも決める
子ども向けにカメラ付きモデルを選ぶ場合は、操作方法だけ教えて終わりにしないことも大切です。
「どこなら撮っていいのか」「人を勝手に撮らない」など、家庭でルールを話し合っておくとよいでしょう。
便利な道具ほど、「できること」と「やってよいこと」は分けて考える必要があります。
カメラ付きスマートウォッチが向いている人・必要ない人
ここまで見てきたように、カメラ付きスマートウォッチにはいろいろな使い方があります。
ただ、「カメラが付いているから便利」と考えるのではなく、自分の目的から必要性を考えるほうが選びやすくなります。
カメラ付きスマートウォッチが向いている人
スマホを取り出さず簡単に写真を撮りたい人や、ビデオ通話を使いたい人には、本体カメラ搭載モデルが選択肢になります。
また、子どもの見守りなら、カメラに加えてGPS、通話、SOSなどをまとめて利用したい家庭に向いているでしょう。
カメラが必要ない人
一方で、すべての人にカメラが必要なわけではありません。
私自身、Fitbit Inspire 3を1年ほど使っていますが、通知すらほとんど確認しません。
健康管理が中心の私の場合、今のところカメラは必須機能ではなさそうです。
子どもの見守りでも、GPSと通話があれば目的を満たせる家庭はあるでしょう。
集合写真のシャッター操作だけが目的なら、スマホカメラを遠隔操作できれば十分かもしれません。
調べた結果、「自分にはカメラはいらない」と分かる。
それも十分に意味のある答えだと思います。
カメラ付きスマートウォッチに関するよくある質問
最後に、カメラ付きスマートウォッチについて迷いやすいポイントをFAQ形式で整理します。
製品によって仕様が異なるため、実際に購入するときはメーカーの最新情報も確認してください。
Q.カメラ付きスマートウォッチだけで写真を撮れますか?
本体にカメラを搭載したモデルであれば撮影できます。
一方、「カメラリモート」「カメラコントロール」などの機能は、スマホ側のカメラを操作するものがあります。
Q.カメラ付きスマートウォッチで動画も撮れますか?
製品によって異なります。動画を撮りたい場合は、動画撮影への対応だけでなく、保存容量やデータの転送方法も確認しましょう。
Q.カメラ付きスマートウォッチで電話できますか?
カメラの有無と通話機能は別です。
通信・通話機能を備えたモデルなら利用できる場合がありますが、専用アプリが必要な製品もあります。
Q.子どもの見守りにも使えますか?
GPS、音声・ビデオ通話、SOSなどを備えた子ども向けモデルがあります。
ただし、端末の紛失や学校の持ち込みルールなども含めて検討しましょう。
Q.SIMなしでも使えますか?
製品によって異なります。
写真撮影などはできても、外出先での通話や位置情報共有には通信サービスが必要になる場合があります。
まとめ|カメラ付きスマートウォッチは「何に使うか」から考えよう
私は最初、「腕時計にカメラ?何に使うんだろう」と思いました。
できることを整理すると、写真・動画撮影だけでなく、ビデオ通話、スマホカメラの遠隔操作、子どもの見守りなど、意外と用途があります。
その一方で、画面サイズ、通信料金、バッテリー、技適、プライバシーなど、カメラが付いているというだけでは判断できないポイントもあります。
私はWebアプリの開発を長く続けるなかで、「機能として存在すること」と「実際に使いやすいこと」は別だと感じる場面を何度も経験してきました。
スマートウォッチも同じなのだと思います。
カメラがあるから選ぶのではなく、「写真を撮りたい」「子どもと連絡したい」「GPSで見守りたい」など、まず自分がやりたいことを整理する。
その結果、カメラが必要なら選べばいいし、必要ないと分かれば無理に選ぶ必要もありません。
機能の多さではなく、自分が使う機能から選ぶ。
少し地味ですが、それが「思っていたのと違った」を減らす選び方だと思います。
情報ソース・引用元
- Apple公式サポート「Apple Watchでカメラリモートとタイマーを使う」
- myFirst Japan「myFirst Fone R2」公式製品情報
- 総務省「電波利用ホームページ」
- 個人情報保護委員会「個人情報保護法について」
本記事は、カメラ付きスマートウォッチの一般的な機能や選び方を整理したものです。
筆者はFitbit Inspire 3を約1年間使用していますが、カメラ付きスマートウォッチの実機使用経験はありません。
そのため、カメラ搭載モデルについてはメーカー公式情報などを確認して記載し、実際に使用したかのような表現は行っていません。
この記事のまとめ
- 写真・動画・ビデオ通話などに対応
- スマホカメラを遠隔操作するタイプもある
- GPS・通話・SOSは見守りにも便利
- SIMやバッテリー、技適も要チェック
- プライバシーと撮影マナーにも配慮
- 目的に合った機能を選ぶことが大切!
