この記事を読むとわかること
- Facebookの投稿をWordPressに埋め込む方法
- Facebookの投稿が表示されないときの確認ポイント
- 古い埋め込み方法や仕様変更で注意したいこと
「Facebookの投稿って、WordPressにそのまま表示できるんだ」
今回調べていて、私自身が最初に思ったことです。
私は20年以上Webアプリケーション開発に携わっていますが、Facebookの投稿をWordPressへ埋め込んだ経験はありませんでした。
調べてみると、現在はFacebook公式のWordPressプラグイン「Meta Embeds」が提供されています。
一方で、過去には埋め込みをめぐる仕様変更もあり、古い情報には少し注意が必要です。
この記事では、Facebookの投稿をWordPressに埋め込む方法と、うまく表示されないときの確認ポイントを、公式情報をもとに整理します。
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Facebookの投稿はWordPressに埋め込める
まずは「埋め込み」がどのようなものなのか、そして現在のWordPressではどんな方法があるのかを整理します。
Facebookの「埋め込み」とは?
Facebookの埋め込みとは、Facebookで公開されている投稿などをWordPressの記事や固定ページの中に表示する仕組みです。
単純なリンクの場合、読者はリンクをクリックしてFacebookへ移動します。
一方、埋め込みを使えば、WordPressの記事を読みながらFacebookの投稿を見ることができます。
たとえば、会社や店舗がFacebookで公開したお知らせを、関連するWebサイトの記事内でも見せたい場合などに使えます。
Facebookの投稿やリールを埋め込める
2026年9月時点でFacebookが提供しているWordPress公式プラグイン「Meta Embeds」では、公開されたFacebookの投稿とリールをWordPressへ埋め込めます。
ただし、「特定のFacebook投稿を表示したい」のか、「Facebookページの投稿一覧を表示したい」のかでは目的が異なります。
この記事では、特定のFacebook投稿をWordPressの記事や固定ページに埋め込むケースを中心に扱います。
Facebookの投稿をWordPressに埋め込む方法
現在のWordPressでFacebook投稿を埋め込む方法の一つが、Facebook公式の「Meta Embeds」を利用する方法です。
ここでは初心者の方でも流れを追えるように、順番に見ていきます。
以前のFacebook埋め込みとは事情が変わっている
手順の前に、少しだけ知っておきたいことがあります。
WordPress公式ドキュメントによると、Facebookは2020年10月24日に従来のoEmbedエンドポイントを終了しました。
そのため、それまでWordPressで使われていたFacebookの埋め込み方法は、そのままでは利用できなくなりました。
現在はFacebook自身がWordPress向けに「Meta Embeds」という公式プラグインを提供しています。
ここは技術情報を検索するときに注意したいところです。
最近は私もC#などについて調べていて、「書いてあることは間違っていないけれど、対象バージョンが古い」という情報によく出会います。
技術情報は「正しいか」だけでなく、「いつの情報なのか」も確認する。
Facebookの埋め込みについても、古い記事を参考にするときは公開日や現在の公式情報を確認しておくと安心です。
手順1:Meta Embedsをインストールする
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規プラグインを追加」へ進み、「Meta Embeds」を検索します。
提供元などを確認してインストールし、有効化します。
Meta Embedsの公式ページでは「Zero configuration」と案内されており、Meta開発者アカウントの作成、APIキー、アクセストークンなどを利用者側で準備する必要はありません。
複雑なAPI設定を想像して身構えなくてもよさそうです。
手順2:埋め込みたいFacebook投稿のURLをコピーする
Facebookを開き、WordPressへ表示したい公開投稿のURLをコピーします。
Meta Embedsの公式ページでは、Facebook投稿について次のURL形式が案内されています。
https://www.facebook.com/{username}/posts/{post-id}/
リールの場合は次の形式です。
https://www.facebook.com/reel/{reel-id}/
ここで重要なのは、対象が公開された投稿またはリールであることです。
手順3:Facebook投稿をWordPressに埋め込む
WordPressの記事または固定ページの編集画面を開きます。
Meta Embedsを有効化すると、Facebook用の埋め込みブロックを利用できます。
埋め込みたいFacebook投稿のURLを設定してください。
Meta Embedsでは、FacebookのURLから埋め込み用の情報を取得し、Facebook側のJavaScriptを使って投稿を表示します。
手順4:プレビューと実際のページを確認する
設定したら、プレビューや実際のページでFacebook投稿が表示されるか確認します。
「設定できた」と「正しく表示された」は別です。
Facebook投稿が表示されているか、レイアウトが崩れていないかを確認しましょう。
可能であれば、パソコンだけでなくスマートフォンでも見ておくと安心です。
Facebookの投稿が表示されないときの確認ポイント
手順どおりに設定しても、Facebookの投稿がうまく表示されないことがあります。
そんなときほど、一度にいろいろな設定を変えず、確認する範囲を少しずつ狭めていくのがおすすめです。
投稿の公開状態とURLを確認する
最初に確認したいのは、Facebook投稿が公開されているかどうかです。
Meta Embedsで案内されているFacebookコンテンツは、公開された投稿とリールです。
次に、WordPressへ設定したURLが本当に対象投稿のものなのか確認します。
コードを見る前に、まず公開状態とURLを見る。
単純に思える確認ですが、トラブル調査ではこうした基本から始めたほうが原因を絞り込みやすくなります。
古いFacebook埋め込み方法を使っていないか確認する
検索で見つけた記事を参考にしている場合は、その情報がいつ書かれたものなのか確認してください。
前述したように、Facebookの埋め込みを取り巻く仕様は過去に変更されています。
「説明どおりにやっているのに動かない」というときは、自分の操作ではなく、参考にしている情報が古い可能性もあります。
ブラウザやJavaScriptの影響を切り分ける
Meta Embedsでは、Facebookコンテンツの表示にJavaScriptが使われます。
そのため、ブラウザ設定やコンテンツをブロックする拡張機能などの影響で表示できない可能性も考えられます。
別のブラウザやシークレット/プライベートブラウズで同じページを開いてみると、問題がWordPress側なのか閲覧環境側なのかを切り分ける材料になります。
WordPressのテーマ・プラグイン・キャッシュを確認する
WordPressではテーマや複数のプラグインが同時に動いています。
JavaScriptの最適化やキャッシュなどが、外部コンテンツの表示へ影響する可能性もあります。
ただし、原因がわからない状態で複数のプラグインを一気に停止したり、設定をたくさん変更したりするのはおすすめしません。
これは若いころの私自身がよくやってしまったことでもあります。
一気に作って、一気に変える。そして動かなくなると、「どの変更が原因なのかわからない」。
結局、原因を探すために余計な時間がかかります。
変更するときは一つずつ。変更したら確認する。
地味ですが、今はこの進め方を大切にしています。
「ここまでは動いている」を一つずつ確認する
以前、YouTubeをWebページへ埋め込んだとき、うまく表示されずに悩んだことがあります。
調べてみると、原因はタグに必要なダブルクォーテーションが一つ足りなかったことでした。
Web開発を長く続けていても、こういうことはあります。
最近の私は、開発の序盤ほどコンソールログのような単純でも確実な確認手段をこまめに入れます。
「ここまでは処理が来ている」とわかるだけでも、調べる範囲を狭くできるからです。
Facebookの埋め込みでも考え方は同じです。
投稿は公開されている。URLは正しい。別のブラウザではどうか。WordPress側ではどうか。
一つずつ「ここは大丈夫」を増やしていく。
20年以上開発を続けてきて身についたのは、ものすごく高度な調査方法というより、こうした地道な確認なのかもしれません。
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Facebook投稿をWordPressに埋め込むときの注意点
Facebook投稿を表示できたあとも、少しだけ気にしておきたいことがあります。
FacebookはWordPressの外部にあるサービスなので、「一度設定すればずっと同じ」とは限りません。
Facebook側の仕様変更を前提にする
Facebookの埋め込みは外部サービスに依存しています。
実際に過去にはoEmbedをめぐる仕様変更がありました。
昨日まで表示されていた投稿が突然表示されなくなった場合は、自分の設定だけを疑わず、FacebookやWordPress側に最近変更がなかったか確認してみましょう。
重要な情報をFacebookの埋め込みだけに任せない
元のFacebook投稿が削除されたり公開状態が変わったりすると、Webサイト側の表示にも影響する可能性があります。
営業時間の変更など、読者へ必ず伝えたい情報はWordPress本文にも書いておいたほうが安心です。
Facebookの埋め込みは便利ですが、重要な情報を伝えるための補助として使うくらいがよいと思います。
スマートフォンでの表示や外部通信も確認する
公開後はパソコンだけでなく、スマートフォンでも表示を確認しておきましょう。
また、Meta Embedsの公式プラグインページでは、埋め込み表示時にFacebookのJavaScriptが読み込まれ、フロントエンドのレンダリングはMetaのプライバシーポリシーの対象になることが説明されています。
プライバシーポリシーやCookie関連の対応が必要なWebサイトでは、導入時点の公式情報と自社サイトの方針を確認してください。
Facebookの投稿をWordPressに埋め込むときのFAQ
最後に、Facebook投稿の埋め込みについて迷いやすい点をまとめます。
実際に設定するときの確認用としても使ってください。
Q.非公開のFacebook投稿もWordPressに埋め込めますか?
この記事で紹介しているMeta Embedsは、公開されたFacebook投稿・リールを対象としています。
表示されない場合は、最初に投稿の公開状態を確認してみましょう。
Q.Facebookページのタイムライン全体を埋め込めますか?
今回紹介したMeta Embedsで案内されているFacebookコンテンツは、公開された投稿とリールです。
特定の投稿を表示することと、Facebookページのタイムライン全体を表示することは別の要件です。
後者が目的の場合は、実装時点でMetaが提供している機能をあらためて確認してください。
Q.Meta EmbedsにAPIキーやアクセストークンは必要ですか?
Meta Embedsの公式ページでは、アプリ作成、APIキー、アクセストークンは不要と案内されています。
プラグインをインストールして有効化し、対応するFacebook投稿などのURLを利用する仕組みです。
Q.Facebookの投稿が突然表示されなくなることはありますか?
可能性はあります。
元投稿の公開状態、Facebook側の仕様、WordPress環境、JavaScript、ブラウザなど複数の要素が関係します。
突然表示されなくなった場合も、すぐ自分の設定ミスだと決めつけず、一つずつ切り分けてみてください。
まとめ|Facebook投稿の埋め込みも一つずつ確認すればいい
今回は、Facebookの投稿をWordPressに埋め込む方法について調べてみました。
正直に言えば、私自身も今回調べるまで、Facebookの投稿をこうした形でWordPressへ埋め込めることを意識していませんでした。
Web開発を20年以上続けていても、知らないことはあります。
すべてを知っている必要はなく、必要になったときに調べて、一つずつ確認できればいいのだと思います。
Facebook投稿の埋め込みも同じです。
投稿を確認する。URLを確認する。WordPressで設定する。そして実際の表示を見る。
うまくいかなければ、一気に全部を変えず、「ここまでは大丈夫」を一つずつ増やしていく。
「Facebookの投稿って、WordPressにも埋め込めるんだな」
この記事を読んで、そのくらいに覚えておいてもらえれば十分です。
情報ソース・引用元
- WordPress.org Documentation「Facebook embed」
- WordPress.org Documentation「Embeds」
- WordPress.org Documentation「Embed block」
- WordPress.org Plugin Directory「Meta Embeds」
本記事は2026年9月時点のWordPressおよびMetaの公式情報をもとに作成しています。
外部サービスの仕様は変更される可能性があります。
また、Facebook投稿のWordPressへの埋め込みは実機検証していないため、実際に導入する際は最新の公式情報を確認し、必要に応じてバックアップを取得したうえで作業してください。
この記事のまとめ
- Facebookの公開投稿はWordPressに埋め込み可能
- 「Meta Embeds」なら複雑な設定は不要
- 古い埋め込み方法には注意
- 表示されないときは一つずつ原因を確認!
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