この記事を読むとわかること
- Facebookで本名以外の名前を使うときのルール
- 本名を出したくないときに使える追加プロフィールの仕組み
- 個人情報を必要以上に公開しないための考え方と設定
「Facebookを使いたい。でも、本名をネットに出すのは少し抵抗がある」
私も10年ほど前にFacebookを使っていたころ、そこが少しストレスでした。
Facebookは本当に本名じゃないとダメなのだろうか。
現在は使っていませんが、気になったのでMeta・Facebookの公式情報をあらためて調べてみました。
調べてみると、単純に「本名ならOK、本名以外ならNG」とは言い切れません。
現在は、以前にはなかった「追加プロフィール」という選択肢もあります。
この記事では、Facebookの名前のルールと、本名や個人情報を必要以上に出したくない人が知っておきたいことを整理します。
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Facebookは本名以外で使える?まず知っておきたい名前のルール
最初に、この記事の結論から整理します。
Facebookのメインプロフィールは、好きな偽名やハンドルネームを自由に使うことを前提とした仕組みではありません。
ただし、「戸籍上の氏名以外はすべてダメ」と単純に考えるのも少し違います。
メインプロフィールは「日常生活で使っている名前」が基本
Metaは、Facebookのメインプロフィールについて、英語版の公式情報で「the name you go by in everyday life」、つまり「日常生活で使っている名前」を使うという方針を示しています。
Facebookヘルプセンターでも、普段もっとも自分らしいと感じ、日常生活で使用している姓と名を使うよう案内されています。
そのため、「Facebookは本名制」と聞いて、戸籍や公的書類に書かれている氏名を一字一句そのまま入力しなければならない、と考える必要はありません。
一方で、本名を出したくないから、まったく関係のない名前を入れればいいということでもありません。
まずはFacebookが定めている名前のルールの範囲で考える必要があります。
ニックネームや旧姓などを使える場合もある
「普段はニックネームで呼ばれている」「旧姓でも知られている」という人もいるでしょう。
Facebookでは、日常生活で使っている名前を基準としながら、ニックネームや旧姓などの「別の名前」をプロフィールに追加する仕組みも用意されています。
ここで大切なのは、ニックネームなら何でも自由に使えるわけではないということです。
メインプロフィールの名前そのものと、プロフィールに追加する別名は分けて考えたほうがわかりやすいでしょう。
そもそも、なぜFacebookは名前を重視するのか
私は以前から、ここが少し不思議でした。
インターネットではハンドルネームを使うサービスも多いのに、なぜFacebookは名前を重視するのでしょうか。
Metaの説明を見ると、Facebookは現実の人間関係をもとに、人と人がつながることを重視してきたサービスです。
また、Metaは真正性のある名前やプロフィールを、なりすましや身元の偽装を防ぐ考え方とも結びつけています。
追加プロフィールについても、他人になりすましたり、年齢や居住地などを偽ったりすることは認めていません。
Meta公式:You Can Now Have Multiple Personal Profiles on Facebook
そう考えると、Facebookが名前を重視する理由は理解できます。
ただ私は、サービス側が名前を必要とする理由と、自分がどこまで個人情報を公開したいかは別の話だと思っています。
本名を出したくないなら「追加プロフィール」という選択肢もある
今回あらためて調べていて、私が「以前とは変わったな」と感じたのが追加プロフィールです。
Facebookには現在、メインプロフィールとは別の個人プロフィールを持てる仕組みがあります。
Facebookでは最大4つの追加プロフィールを作れる
Metaは2023年、Facebookで複数の個人プロフィールを持てる機能を発表しました。
公式情報では、最大4つの追加個人プロフィールについて、名前と@ユーザー名を設定できると説明されています。
たとえば、
- 家族や友人とつながるプロフィール
- 趣味のコミュニティで使うプロフィール
- 仕事とは分けて使うプロフィール
といった使い分けができます。
すべての人間関係を一つのプロフィールにまとめなくてもよい、ということです。
Meta公式:Facebookで複数の個人プロフィールを持てるように
追加プロフィールでは別の名前を選べる
今回の記事で特に重要なのがここです。
Metaは、追加プロフィールではメインプロフィールとは異なる名前を選べると説明しています。
英語版の公式情報では、メインプロフィールは日常生活で使う名前とする一方、追加プロフィールでは任意の名前を選べることが明記されています。
そのため、「趣味では仕事関係の名前を前面に出したくない」といった場合には、追加プロフィールが一つの選択肢になります。
ただし、これは完全匿名の偽名アカウントを作るための機能ではありません。
他人へのなりすましや、自分の身元を誤認させるような利用は禁止されています。
メインプロフィールを適当な偽名で使うことと、Facebookが公式に用意している追加プロフィールで別の名前を使うことは違う。
ここは分けて考えたほうがよさそうです。
追加プロフィールもプライバシー設定は確認する
追加プロフィールを作ったら、それだけでプライバシー対策が終わるわけではありません。
Metaによると、新しく追加プロフィールを作成するとデフォルト設定が適用され、他のプロフィールのプライバシー設定や通知設定は引き継がれません。
そのためMeta自身も、新しいプロフィールごとにプライバシー設定を確認することを推奨しています。
目的別にプロフィールを分けたら、「誰に何を見せるのか」も一緒に確認しておきたいところです。
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Facebookで個人情報を出したくない人が確認しておきたいこと
本名を出したくない理由が「個人情報を必要以上に知られたくない」ということであれば、名前だけに注目しないほうがよいでしょう。
Facebookでは、プロフィールや投稿などの公開範囲を調整できます。
入力できるからといって、すべて公開する必要はない
Facebookのプロフィールには、名前以外にもさまざまな情報を登録できます。
- 勤務先
- 学校・学歴
- 居住地域や出身地
- 誕生日
- メールアドレスや電話番号などの連絡先
- 家族などに関する情報
ただ、入力欄があるからといって、すべて埋める必要があるとは限りません。
私は昔から、SNSを含めて個人情報は基本的に必要以上に出さないようにしています。
インターネットを使い始めたころは、今よりアングラな情報も身近にあり、「自分の情報は自分で守る」という感覚が強くありました。
今はサービス側がデフォルトで守ってくれる部分も増えています。
Facebookでも、プロフィール情報、投稿、プロフィールとタグ付け、人からの見つけられ方など、さまざまなプライバシー設定を調整できます。
それでも、自分から書く情報については自分で決められます。
公開できることと、公開することは別です。
名前だけでなく「情報の組み合わせ」で考える
本名以外の名前を使えたとしても、それだけで本人だとわからなくなるとは限りません。
たとえば、
- プロフィール写真
- 勤務先
- 出身校
- 住んでいる地域
- 共通の知人
- 投稿内容
などを組み合わせれば、知っている人には本人だと推測できる可能性があります。
私はシステム開発を長くしていますが、データも一つひとつを見るのと、複数を組み合わせて見るのとでは意味が変わることがあります。
個人情報にも少し似たところがあります。
一つの項目だけではなく、組み合わせたときに何がわかるのか。
この視点でプロフィールを確認してみると、公開する必要がない情報を判断しやすくなります。
最低限、公開範囲と検索まわりは確認しておく
Facebookでは、「設定とプライバシー」の「オーディエンスと公開範囲」などから、プロフィール情報、投稿、人からの見つけられ方、タグ付けなどを確認できます。
Facebookにはプライバシー設定をまとめて確認できる機能も用意されています。
また、Facebook外の検索エンジンからプロフィールへリンクすることを許可するかどうかも設定できます。
ただし、すでに検索エンジンにインデックスやキャッシュされた情報は、設定を変更してもすぐ検索結果から消えるとは限りません。
Facebookもその点を案内しています。
「絶対に見つからない設定」を探すより、見られて困る情報を必要以上に公開しないことを基本にしたほうが現実的だと思います。
最初から完璧な設定にしなくてもいい
プライバシー設定を調べると、「最初にこれを全部設定しましょう」といった情報もよく見かけます。
もちろん確認することは大切です。
ただ私は、初めて使うサービスで、最初から必要な設定をすべて判断するのは難しいと思っています。
システム開発でも、最初は何が必要なのかわからず、使ってみて初めて「ここも設定しておけばよかった」と気づくことは珍しくありません。
だから、最初から完璧を目指さなくてもいい。
まずは必要のない個人情報を書かないこと。そのうえで、プロフィールや投稿の公開範囲など、基本的な設定を確認する。
気になるところが出てきたら、そのとき一つずつ見直していけばいいと思います。
Facebookの本名以外に関するよくある質問【FAQ】
最後に、「結局これはどうなの?」と迷いやすい点を簡潔に整理します。
細かな仕様は変更されることがあるため、実際に名前を登録・変更するときはFacebookの最新ヘルプもあわせて確認してください。
Q.Facebookは本名じゃないとアカウント停止になりますか?
Facebookのメインプロフィールは、まったく関係のない偽名を自由に使うことを前提としていません。
Facebookから名前の確認を求められる場合もあります。
一方でFacebookは、政府発行の身分証だけでなく、日常生活で使っている名前を確認できる複数の書類を利用できる場合があると案内しています。
「登録できたから問題ない」と判断せず、最新の名前ルールを確認することをおすすめします。
Q.Facebookでニックネームを使えますか?
ニックネームなら何でも自由にメインプロフィール名として使えるわけではありません。
Facebookでは、普段使っている名前を基本としつつ、ニックネームや旧姓など別の名前を追加する仕組みがあります。
Facebookヘルプでも、別の名前で知られている場合はニックネームや旧姓を追加できることが案内されています。
Q.Facebookの追加プロフィールは本名以外でも使えますか?
はい。
Metaの公式情報では、追加プロフィールにはメインプロフィールとは異なる名前を選択できます。
ただし、他人へのなりすましや、自分の身元を偽る目的で利用できるわけではありません。
Q.追加プロフィールを作ればメインプロフィールはバレませんか?
Metaは、メインプロフィール上に追加プロフィールを持っていることは表示されないと説明しています。
ただし、同じ写真やプロフィール情報、友達関係、投稿内容などから同一人物だと推測される可能性はあります。
追加プロフィールを「完全匿名にする機能」と考えないほうがよいでしょう。
Q.Facebookで知り合いに絶対バレない方法はありますか?
「この設定をすれば絶対に見つからない」と保証できる方法はありません。
名前以外のプロフィール情報や写真、投稿などから本人だとわかる可能性もあります。
絶対に見つからないことを目指すより、見られて困る情報を必要以上に公開しないことを意識するほうが現実的です。
まとめ|Facebookで本名を出したくないなら、無理に個人情報まで公開しなくていい
Facebookで本名以外の名前を使えるのか調べてみると、単純な「本名ならOK、本名以外ならNG」ではないことがわかりました。
整理すると、次のとおりです。
- メインプロフィールは日常生活で使っている名前が基本
- ニックネームや旧姓など、別の名前を追加する仕組みもある
- 最大4つの追加プロフィールを作成できる
- 追加プロフィールではメインとは別の名前を選べる
- 名前だけでなく、プロフィールや投稿の公開範囲も確認する
10年ほど前にFacebookを使っていたころ、私は「本名を出して使う」ということに少しストレスを感じていました。
今回あらためて調べてみて、Facebookが名前を重視する理由には理解できる部分もありました。
一方で、だからといって必要以上の個人情報まで公開しなければならないわけではありません。
無理に個人情報を公開しなくていい。
私は、それでいいと思っています。
入力欄があるからといって、すべて埋める必要はありません。公開できるからといって、すべて公開する必要もありません。
必要なものだけ使い、必要な情報だけ出す。
そして使っているうちに気になるところが出てきたら、そのとき一つ設定を見直す。
最初から完璧でなくても大丈夫です。自分が安心できるところから、一つずつ確認していけばいいと思います。
情報ソース・引用元
Meta「Facebookで複数の個人プロフィールを持てるように」
Meta「You Can Now Have Multiple Personal Profiles on Facebook」
Facebookヘルプセンター「What name to use on Facebook when you’re changing your name」
Facebookヘルプセンター「View and adjust your Facebook privacy settings」
Facebookヘルプセンター「Troubleshoot Privacy Issues」
この記事では、Facebookの名前や追加プロフィール、プライバシー設定について正確性を保つため、MetaおよびFacebookの公式情報を中心に確認しています。
Facebookの機能、名称、利用条件、設定画面などは変更されることがあります。
本記事は執筆・更新時点で確認できたMeta・Facebookの公式情報をもとに一般利用者向けに整理しています。
実際に名前やプライバシー設定を変更する際は、Facebookヘルプセンターやアプリ内に表示される最新情報もあわせて確認してください。
この記事のまとめ
- メインプロフィールは日常生活で使う名前が基本
- 追加プロフィールなら別の名前も選択できる
- 本名だけでなく個人情報の公開範囲も確認!
- 必要以上に個人情報を公開しなくても大丈夫
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