この記事を読むとわかること
- Slackのワークスペース退会・アカウント無効化・サインアウトの違い!
- PC・スマホでSlackを退会する手順と、退会できないときの対処法!
- 退会前に確認したい注意点や、メッセージ・ファイルの扱い!
Slackを使わなくなり、退会しようとしたものの、手続きの場所が見つからず困ったことがあります。
Slackでは、一般に「退会」と呼ばれる操作が、公式ヘルプでは「アカウントの解除」と表現されています。
サインアウトやワークスペース削除とは意味が異なるため、初めて操作すると迷いやすいところです。
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Slackのワークスペース退会とアカウント無効化の違い
最初に、「Slackを退会する」とは何をすることなのかを整理しましょう。
Slackには、サインアウト、アカウントの解除、ワークスペースの削除という似た操作があり、それぞれ結果が異なります。
ワークスペースからの退会は「アカウントの解除」
Slackで特定のワークスペースから退会したい場合は、そのワークスペースに登録されている自分のアカウントを解除します。
アカウントを解除すると、対象のワークスペースへアクセスできなくなります。
一方、ほかのワークスペースに参加している場合、それらのアカウントまでは解除されません。
Slack公式ヘルプでも、複数のワークスペースに参加している場合は、アカウントを一つずつ解除する必要があると説明されています。
つまり、Slackにはサービス全体を一度に退会する共通アカウントがあるというより、ワークスペースごとに利用資格を解除すると考えると分かりやすいでしょう。
「アカウント無効化」と「アカウント解除」はほぼ同じ意味
インターネット上の記事では、「アカウント無効化」「アカウント停止」「アカウント削除」など、複数の表現が使われています。
2026年7月時点のSlack日本語公式ヘルプでは、主に「アカウントを解除する」という表現が使われています。英語版の表記は「Deactivate account」です。
本記事では分かりやすさを優先して「退会」と表記しますが、実際の設定画面や公式ヘルプでは「アカウントの解除」と表示される可能性があります。
サインアウトは退会ではない
サインアウトは、端末やブラウザからログイン状態を解除する操作です。
あとから再びサインインすれば、同じワークスペースを利用できます。
一方、アカウントを解除すると、そのワークスペースへアクセスできなくなります。
| 操作 | 操作後の状態 | 主な利用場面 |
|---|---|---|
| サインアウト | 端末からログアウトする | 一時的に利用をやめる、端末を変更する |
| アカウントの解除 | 対象ワークスペースへアクセスできなくなる | 会社、プロジェクト、コミュニティなどから退会する |
| ワークスペースの削除 | ワークスペース全体が削除される | 運営しているSlack環境そのものを閉鎖する |
私も最初は、サインアウトすれば退会したことになるのかと迷いました。
しかし、Webサービスでは「ログイン状態」と「サービスを利用する権限」が分けて管理されていることがあります。
Slackでも、端末から離れるサインアウトと、ワークスペースの利用を終えるアカウント解除は別の操作です。
ワークスペースの削除は退会とは異なる
ワークスペースの削除は、自分だけが退会する操作ではありません。
Slack環境そのものを閉鎖する手続きです。
Slack公式によると、ワークスペースの削除を実行できるのはプライマリーオーナーです。
一度削除したワークスペースは復元できず、削除後はメッセージやファイルも取得できません。
会社やコミュニティのSlackから自分だけ抜けたい場合は、ワークスペースを削除するのではなく、自分のアカウントを解除します。
Slackを退会する前に確認したいこと
Slackのアカウントを解除しても、投稿した情報がすべて自動的に消えるわけではありません。
業務やプロジェクトで利用していた場合は、必要なデータや引き継ぎを確認してから進めましょう。
投稿したメッセージとファイルは自動削除されない
Slack公式ヘルプでは、アカウントを解除しても、送信したメッセージとファイルは削除されないと案内されています。
ワークスペースの設定で削除が許可されている場合は、アカウントを解除する前に、自分でメッセージやファイルを削除できることがあります。
ただし、会社や組織のSlackでは、業務記録として残す必要がある場合もあります。
退職やプロジェクト終了に伴って退会する場合は、独断で削除せず、所属先のルールを確認した方が安全です。
プロフィール情報の削除は別の手続き
アカウントを解除することと、氏名やメールアドレスなどのプロフィール情報を削除することは別です。
Slack公式では、アカウントの解除後にプロフィール情報の削除を申請できると案内しています。
ただし、組織がワークスペースを管理している場合は、ワークスペースのプライマリーオーナーへ依頼する必要があります。
単にワークスペースへアクセスできない状態にしたいのか、プロフィール情報まで削除したいのかを分けて考えましょう。
連携アプリに影響する場合がある
自分がSlackへ追加したアプリや、自分のアカウント権限を使って動作している連携機能がある場合、アカウントの解除によって無効になる可能性があります。
業務で利用しているBot、通知、外部サービス連携などがある場合は、管理者や後任者へ引き継いでおきましょう。
解除前のチェックリスト
- 必要な引き継ぎを終えているか
- 保存が必要なファイルを確認したか
- 自分が管理している連携アプリがないか
- プライマリーオーナーになっていないか
- 退会するワークスペースを間違えていないか
- プロフィール情報の削除も必要か
私は一度退会方法が分からず困って以来、新しいサービスへ登録する前に、退会方法も確認するようになりました。
「どう始めるか」だけでなく、「どう終えられるか」を知っておくと、安心してサービスを利用できます。
少し慎重に見えるかもしれませんが、後から慌てないための小さな準備です。
Slackの退会方法をPC・スマホ別に解説
Slack公式が案内しているアカウント解除の手順は、デスクトップからアカウント設定を開く方法です。
スマホだけで操作したい場合も、モバイルアプリ内ではなく、ブラウザで設定ページを開く方法が基本となります。
PCからSlackを退会する手順
- 退会するワークスペースへサインインします。
- ブラウザでSlackの「アカウント設定」を開きます。
- ページ下部までスクロールします。
- 「アカウントを解除する」を選択します。
- パスワードを入力し、確認操作を行います。
- 最終確認画面でアカウントの解除を確定します。
複数のワークスペースへ参加している場合は、解除したいワークスペースへサインインしていることを確認してください。
注意
GoogleやAppleなどの外部認証を使っていて、Slack用のパスワードを設定していない場合は、先にパスワードの設定やリセットが必要になることがあります。
デスクトップアプリから退会するとき
デスクトップアプリを使っている場合も、最終的にはブラウザのアカウント設定ページで解除手続きを行います。
アプリから設定ページへ移動できない場合は、ブラウザで対象のワークスペースへサインインし、アカウント設定を直接開いてください。
スマホからSlackを退会する手順
SlackのiPhone・Androidアプリでは、サインアウトはできますが、アカウント解除の項目が見つからない場合があります。
スマホだけで退会したい場合は、SafariやChromeなどのブラウザを利用します。
- スマホのブラウザでSlackを開きます。
- 退会したいワークスペースへサインインします。
- アカウント設定ページを開きます。
- 必要に応じて、ブラウザの「デスクトップ用Webサイトを表示」を選択します。
- 「アカウントを解除する」までスクロールします。
- パスワードを入力し、解除を確定します。
スマホの画面では設定項目が小さく表示されたり、目的の項目まで長くスクロールする必要があったりします。
操作しにくい場合は、無理にスマホで進めず、PCを利用した方が確実です。
サインアウトだけしたい場合
一時的にSlackを使わないだけなら、アカウントを解除する必要はありません。
スマホアプリでは、ホーム画面からワークスペース一覧を開き、対象ワークスペースのメニューからサインアウトできます。
サインアウト後も、再度認証すれば同じワークスペースへ戻れます。
「しばらく使わない」のか、「今後そのワークスペースを使わない」のかを確認してから選びましょう。
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Slackを退会できない原因と対処法
アカウント設定に解除項目が表示されない場合や、手続きを完了できない場合は、権限や組織の設定が関係している可能性があります。
代表的な原因を順番に確認しましょう。
プライマリーオーナーになっている
ワークスペースのプライマリーオーナーは、そのままでは自分のアカウントを解除できません。
Slack公式によると、先に別のメンバーへプライマリーオーナー権限を譲渡する必要があります。
権限を譲渡したあと、通常のアカウント解除手続きを行います。
Enterprise環境で解除が制限されている
Enterpriseオーガナイゼーションでは、ワークスペースへの参加が必須に設定されている場合や、ゲストとして参加している場合に、アカウント解除の項目が表示されないことがあります。
また、Enterprise環境では、ワークスペース単位で自分のアカウントを解除するのではなく、管理者がメンバーをワークスペースから外す運用になっている場合があります。
解除項目が見つからないときは、ワークスペースのオーナー、管理者、社内の情報システム担当者へ相談してください。
パスワードが分からない
アカウント解除の確認では、Slackのパスワード入力を求められる場合があります。
パスワードを忘れた場合や、外部認証だけで利用していた場合は、先にパスワードを再設定します。
再設定後にアカウント設定へ戻り、解除手続きを進めましょう。
退会するワークスペースを開いていない
複数のワークスペースに参加していると、別のワークスペースのアカウント設定を開いていることがあります。
解除前に、ワークスペース名とURLを確認してください。
一つのワークスペースでアカウントを解除しても、ほかのワークスペースのアカウントは残ります。
設定画面が正しく表示されない
ブラウザの状態によって、設定画面が正常に表示されない場合があります。
次の方法を順番に試してください。
- ブラウザを再読み込みする
- 一度サインアウトしてから再度サインインする
- 別のブラウザを使う
- シークレットモードまたはプライベートブラウズを使う
- PCからアカウント設定を開く
それでも解除できない場合は、Slackの障害と決めつける前に、管理者による制限や自分の権限を確認しましょう。
Slack退会後のメッセージ・ファイル・再参加
退会後に何が残るのかは、多くの方が不安に感じるところです。
Slack公式の説明と、ワークスペース側で管理される範囲を分けて理解しておきましょう。
メッセージとファイルは原則として残る
アカウントを解除しても、それまでに送信したメッセージやアップロードしたファイルは自動的に削除されません。
ただし、実際にどのくらいの期間表示・保存されるかは、Slackのプランやワークスペースのデータ保持設定によって異なります。
「退会すれば自分の投稿もすべて消える」と考えず、削除が必要な情報については、解除前に管理者へ相談してください。
通知とアクセスは停止する
アカウントを解除すると、対象ワークスペースへアクセスできなくなり、通常はそのワークスペースからの通知も届かなくなります。
ただし、メール配信やほかのSlackワークスペースからの通知は別に管理されます。
複数のワークスペースを利用している場合は、解除したワークスペースを確認しましょう。
解除したアカウントは復活できる場合がある
Slack公式によると、オーナーや管理者は、解除されたメンバーのアカウントを復活させられます。
再び同じ会社やプロジェクトへ参加することになった場合は、ワークスペースの管理者へ相談してください。
ただし、プロフィール情報を別途削除した場合などは、以前と同じ状態へ戻せない可能性があります。
Slackの退会に関するよくある質問
ここでは、Slackの退会時に迷いやすい点を、短く整理します。
Q.Slackから退会すると、ほかのワークスペースも使えなくなりますか?
いいえ。
アカウントの解除はワークスペース単位です。
ほかのワークスペースに参加している場合は、引き続き利用できます。
すべて退会する場合は、ワークスペースごとに解除します。
Q.Slackアプリを削除すれば退会できますか?
できません。
スマホやPCからSlackアプリを削除しても、ワークスペースのアカウントは残ります。
退会するには、アカウント設定から解除手続きが必要です。
Q.サインアウトと退会は何が違いますか?
サインアウトは端末からログイン状態を解除する操作です。
再度サインインできます。
退会にあたるアカウント解除を行うと、対象ワークスペースへアクセスできなくなります。
Q.Slackはスマホだけで退会できますか?
スマホのブラウザからアカウント設定を開き、解除できる場合があります。
ただし、モバイルアプリ内に解除項目が表示されないことがあるため、操作しにくい場合はPCを利用してください。
Q.Slackを退会すると過去のメッセージは消えますか?
アカウントを解除しただけでは、送信したメッセージやファイルは自動的に削除されません。
削除の可否や保存期間は、ワークスペースの設定や運用ルールによって異なります。
Q.退会ボタンが表示されないのはなぜですか?
プライマリーオーナーになっている、Enterprise環境で解除が制限されている、ゲストとして参加しているなどの可能性があります。
オーナーや管理者へ相談してください。
Q.退会後に同じワークスペースへ戻れますか?
オーナーや管理者がアカウントを復活させることで、再び利用できる場合があります。
自分だけでは復活できないため、管理者への連絡が必要です。
Q.ワークスペースそのものを削除できますか?
ワークスペースを削除できるのは、原則としてプライマリーオーナーです。
削除後は復元できないため、自分だけ退会したい場合はアカウント解除を選んでください。
まとめ
Slackから退会したい場合は、対象ワークスペースの「アカウントを解除する」手続きを行います。
- サインアウトやアプリの削除だけでは退会にならない
- アカウント解除はワークスペースごとに行う
- 送信済みのメッセージとファイルは自動削除されない
- スマホではブラウザから設定ページを開く
- プライマリーオーナーは、先に権限を譲渡する
- Enterprise環境では、管理者への依頼が必要な場合がある
私がSlackを使わなくなったときも、退会方法はすぐに見つかりませんでした。
改めて探すと、項目が目立たない場所にあったり、想像していたより手順が多かったりしたためです。
この経験以来、私はサービスへ登録する前に、利用料金や機能だけでなく、退会方法も確認するようになりました。
「一時停止」と「退会」が分かりにくく、一時停止期間の終了後に自動で契約が再開するサービスもあります。
一時停止そのものは便利な機能ですが、利用者が退会したつもりになってしまう設計は、親切とは言いにくいでしょう。
始め方と同じくらい、終わり方を確認しておく。
派手な工夫ではありませんが、後から困らないためにできる小さな準備です。
Slackの退会方法が分からず迷っている方は、まずサインアウトとの違いを確認し、自分が退会したいワークスペースのアカウント設定から、一つずつ手続きを進めてみてください。
情報ソース・引用元
- Slack公式ヘルプ「自分のSlackアカウントを解除する」
- Slack公式ヘルプ「Slackからサインアウトする」
- Slack公式ヘルプ「メンバーのアカウントの解除」
- Slack公式ヘルプ「ワークスペースを削除する」
- Slack公式ヘルプ「メンバーのアカウントを復活させる」
本記事は一般的な操作方法を説明するものであり、所属企業・学校・団体の情報管理規程や退職手続きを代替するものではありません。
業務用ワークスペースを退会する場合は、必要な引き継ぎを済ませ、管理者の指示に従ってください。
この記事のまとめ
- Slackの退会は、ワークスペースごとに行う!
- サインアウトと退会の違いを理解する!
- スマホ・PCでの退会手順を確認!
- 退会前にデータや引き継ぎを確認!
- 退会できない原因と対処法を把握!
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