この記事を読むとわかること
- Slackのキャッシュをクリアする方法と削除されるデータの範囲
- キャッシュクリアで改善が期待できる症状と効果が薄いケース
- 改善しない場合に試したい再起動・再インストールなどの対処法
Slackが重い、メッセージが更新されない、画面表示がおかしい。
そんなときによく案内されるのが「キャッシュクリア」です。
ただ、キャッシュクリアは万能な解決策ではありません。
この記事ではSlackのキャッシュクリア手順とあわせて、改善しない場合に確認したいポイントも解説します。
こちらの記事もおすすめ
Slackのキャッシュをクリアする方法
まずはSlackのキャッシュクリア手順を確認しましょう。
キャッシュクリアは比較的安全に試せる対処法です。
メッセージやファイルが消える心配はほとんどないため、Slackの調子が悪いときは最初の選択肢のひとつになります。
Windows版Slackでキャッシュをクリアする手順
- Slackアプリを開く
- プロフィール画像をクリックする
- 「ヘルプ」を選択する
- 「トラブルシューティング」をクリックする
- 「キャッシュをクリアして再起動」を選択する
実行後はSlackが自動的に再起動します。
Mac版Slackでキャッシュをクリアする手順
- Slackを起動する
- メニューバーの「Slack」をクリックする
- 「トラブルシューティング」を選択する
- 「キャッシュをクリアして再起動」をクリックする
Windows版と同様に、処理後はSlackが再起動します。
ブラウザ版Slackでキャッシュをクリアする手順
ブラウザ版Slackには専用のキャッシュクリア機能はありません。
利用しているブラウザのキャッシュを削除します。
- Chrome:Ctrl + Shift + Delete
- Edge:Ctrl + Shift + Delete
- Firefox:設定 → プライバシーとセキュリティ → キャッシュ削除
スマートフォン版Slackの場合
Androidではアプリのキャッシュ削除機能を利用できます。
iPhoneではキャッシュのみを削除する仕組みが限定的なため、必要に応じて再インストールを検討します。
Slackのキャッシュをクリアすると何が消える?
キャッシュクリアで削除されるのは、一時的に保存されたデータです。
- 画像のサムネイル
- 画面表示用の一時データ
- ローカルのキャッシュファイル
一方で、Slackのメッセージやアップロード済みファイルはサーバー側に保存されているため、通常は消えません。
キャッシュクリアで改善しないときの対処法
個人的には、キャッシュクリアを「問題解決の切り札」と考えたことはありません。
むしろ、再起動と並ぶ「最初に試しておく確認項目」のひとつです。
キャッシュクリアで改善しない場合は、別の原因を疑った方がよいかもしれません。
まずはSlackを再起動する
Slackに限らず、アプリの一時的な不具合は再起動で解消することがあります。
私自身、長年システム開発に携わってきましたが、原因不明の不具合が再起動で解消したケースは少なくありません。
Slack Statusで障害情報を確認する
Slack側で障害が発生している場合は、利用者側で対応できることは限られます。
メッセージ送信や接続に問題がある場合は、Slack Statusを確認してみましょう。
ネットワークやVPN環境を確認する
会社のネットワークやVPN環境が原因でSlackへ接続できないことがあります。
別の回線やモバイル回線で接続できるか確認するのも有効です。
Slackを再インストールする
アプリ本体の更新失敗やファイル破損が原因の場合は、再インストールが効果的です。
手間はかかりますが、キャッシュクリアより広い範囲の問題に対応できます。
おすすめの切り分け手順
Slackで不具合発生 ↓ アプリ再起動 ↓ キャッシュクリア ↓ Slack Status確認 ↓ ネットワーク確認 ↓ 再インストール ↓ 情シス担当者へ相談
システムの不具合は原因がひとつとは限りません。
慌てて大掛かりな対応をする前に、手軽に試せる方法から順番に切り分けていくことが大切です。
こちらの記事もおすすめ
定期的なキャッシュクリアは必要?
キャッシュクリアの手順を知ると、「定期的に実施した方がよいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、私は基本的に不要だと考えています。
普段は意識しなくても問題ない
現在のアプリやブラウザはキャッシュを自動管理しています。
そのため、定期的なキャッシュ削除を前提に運用されているわけではありません。
トラブルが起きたときの対処法として考える
私自身も、キャッシュクリアを定期的に行うことはありません。
実施するとしても、Slackの動作がおかしいと感じたときや、原因を切り分けたいときです。
キャッシュクリアは予防保守というより、トラブルシューティングのひとつとして考えるのが自然だと思います。
FAQ
Q.Slackのキャッシュを削除するとメッセージは消えますか?
通常は消えません。
メッセージはSlackのサーバー側に保存されています。
Q.Slackのキャッシュを削除するとファイルも消えますか?
アップロード済みのファイルは消えません。
削除されるのはローカルの一時データです。
Q.キャッシュクリアと再インストールはどちらを先に試すべきですか?
まずは再起動とキャッシュクリアを試し、それでも改善しない場合に再インストールを検討するのがおすすめです。
Q.定期的にキャッシュクリアした方がよいですか?
基本的には不要です。トラブルが発生したときの対処法として考えれば十分です。
まとめ
- Slackのキャッシュクリアは安全に試しやすい対処法
- メッセージやファイルは通常消えない
- キャッシュクリアは万能ではない
- まずは再起動、その次にキャッシュクリアを試す
- 改善しない場合は障害情報やネットワーク環境も確認する
- 定期的なキャッシュクリアは基本的に不要
Slackの不具合が発生すると焦ってしまいがちです。
しかし、多くの場合は一つずつ原因を切り分けることで解決できます。
まずは再起動やキャッシュクリアといった手軽な方法から試してみましょう。
情報ソース・引用元
- Slack Help Center「Troubleshoot connection issues」
- Slack Help Center「Troubleshoot Slack notifications」
- Salesforce Help「Clear Cache and Restart」
※記事執筆時点の情報です。Slackの画面構成や操作手順はアップデートにより変更される場合があります。最新情報はSlack公式ヘルプをご確認ください。
この記事のまとめ
- Slackのキャッシュクリアは安全に試しやすい対処法
- メッセージやファイルは通常消えない
- キャッシュクリアは万能ではなく改善しないケースもある
- まずは再起動、次にキャッシュクリアがおすすめ
- 改善しない場合は障害情報やネットワークも確認する
こちらの記事もおすすめ

