この記事を読むとわかること
- Slackのハドルミーティングとは何かと基本的な機能
- 普通のミーティングとの違いや使い分けのポイント
- ハドルが活躍する場面やメリット・注意点
Slackを使っていると、「ハドル」という聞き慣れない言葉を目にすることがあります。
私も最初は、音声通話のようなものだろうと思う一方で、「普通のミーティングで十分では?」と感じました。
そこで本記事では、Slackのハドルミーティングとは何か、普通のオンラインミーティングと何が違うのかを、初心者目線で整理します。
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Slackのハドルミーティングとは
まずは、Slackのハドルがどのような機能なのかを確認しておきましょう。
名前は少し聞き慣れませんが、難しい機能ではありません。
Slackのハドルとは、Slackのチャンネルやダイレクトメッセージから始められる、音声・ビデオによるコミュニケーション機能です。
Slack公式では、ハドルは気軽なオンラインミーティングや、その場で始める共同作業に適した機能として紹介されています。
具体的には、次のようなことができます。
- 音声で会話する
- カメラを使ってビデオ通話をする
- 画面を共有する
- ハドル専用のスレッドでメッセージを送る
- 絵文字などでリアクションする
- リンクやファイルを共有する
ハドルは最初に音声のみで始まり、必要に応じてカメラや画面共有を追加できます。
最初から本格的な会議を始めるというよりも、オフィスで近くにいる人へ「少しよいですか」と声をかける感覚に近い機能だと考えると分かりやすいでしょう。
ハドルは「会議」より「気軽な相談」に向いている
私が最初にハドルという言葉を見たときは、「Slackにもオンラインミーティング機能がある」という程度に考えていました。
しかし、ハドルの特徴を確認していくと、通常のミーティングと機能がまったく異なるわけではありません。
違いが表れやすいのは、機能よりも始め方と使う目的です。
通常のミーティングには、あらかじめ日時を決め、参加者を集めて、議題について話し合うイメージがあります。
一方、ハドルは次のような場面で利用できます。
- 少しだけ質問したい
- 画面を見せながら説明したい
- 文章では伝わりにくい内容を確認したい
- 発生している問題を一緒に確認したい
- 資料やドキュメントを見ながら作業したい
ハドルは会議を置き換えるためだけの機能ではありません。
会議を開くほどではない相談を、始めやすくするための選択肢と捉えると、その役割が見えてきます。
Slackハドルと普通のミーティングの違い
ここからは、私自身が最も気になっていた「普通のミーティングで十分ではないか」という疑問を整理します。
| 比較項目 | Slackハドル | 普通のミーティング |
|---|---|---|
| 主な用途 | 短い相談、確認、共同作業 | 報告、議論、意思決定 |
| 始め方 | Slackの会話画面から開始できる | 予定や会議を作成することが多い |
| 参加方法 | チャンネルやDMから参加する | 招待や会議URLから参加することが多い |
| 時間の感覚 | 数分程度の短い会話にも使いやすい | まとまった時間を確保することが多い |
| 向いている人数 | 1対1や少人数の相談 | 複数人での正式な会議 |
| 記録 | スレッド内のメッセージや共有物を残せる | 議事録や録画などを別途残すことが多い |
ただし、この比較は明確なルールではありません。
Slackのハドルでも複数人による会議を開けます。
ハドルのリンクをコピーして、カレンダーの予定に追加することも可能です。
反対に、TeamsやZoomなどの普通のミーティングを、数分の相談に使っても問題はありません。
両者の違いは「できること」よりも、どのような流れで会話を始めるかにあります。
Teamsで行っていた短い1対1の相談に近い
私は以前、Microsoft Teamsで「ちょっと聞きたい」「画面を見せながら説明したい」というときに、1対1のミーティングを開いていました。
その経験があるため、最初はSlackでも普通のミーティングを使えばよいのではないかと思いました。
実際、それでも目的は達成できます。
ただし、Slackでは普段やり取りしているチャンネルやDMから、そのままハドルを始められます。
相談前の会話と、ハドル中に共有したメッセージや資料が同じ場所にまとまる点は、Slackに組み込まれた機能ならではの利点です。
Teamsで短い1対1のミーティングを開いていた場面は、Slackではハドルが想定している使い方に近いと感じました。
会議URLを発行しなくてよいことも利点
通常のオンラインミーティングでは、会議を作成し、URLを参加者へ共有することがあります。
ハドルはチャンネルやDMから直接始められるため、毎回新しい会議URLを発行しなくても会話を始められます。
ただし、これは必ずしもセキュリティ上の理由でURL発行を避けているという意味ではありません。
Slack公式によると、ハドルの通信にはWebRTCが使われ、通信中のトラフィックは暗号化されています。
一方で、企業によって利用ルールやセキュリティポリシーは異なります。
ハドルを業務で利用する場合は、所属する組織のルールも確認しておきましょう。
ハドルが向いている場面と普通のミーティングが向いている場面
ハドルと普通のミーティングは、どちらか一方を選ぶものではありません。
話す目的や残したい記録に合わせて使い分けることが大切です。
Slackハドルが向いている場面
ハドルは、その場で短く話すことで前に進める相談に向いています。
- エラー画面を一緒に確認したい
- コードや設計について少し相談したい
- 操作方法を画面共有で説明したい
- チャットでは伝わりにくい内容を補足したい
- 作業の認識が合っているか確認したい
- 資料やドキュメントを一緒に修正したい
在宅ワークでは、オフィスのように近くの人へ直接声をかけられません。
チャットを何度も往復するより、5分から10分ほど話した方が早い場面もあります。
そのような短い相談に、ハドルの始めやすさが役立ちます。
普通のミーティングが向いている場面
一方、複数人でしっかり議論したり、正式な記録や合意を残したりする場合は、あらかじめ予定したミーティングの方が向いています。
- プロジェクトの方針を決める
- 複数部署の関係者が参加する
- 顧客へ提案や説明をする
- 事前に資料を準備して議論する
- 決定事項や議事録を残す必要がある
- 参加者の予定をあらかじめ確保する必要がある
特に重要な意思決定では、話して終わりにせず、決定事項や担当者、期限を文章で残すことが欠かせません。
ハドルを使った場合でも、重要な内容はチャンネルやスレッドへ書き残しておくと、後から参加した人も経緯を確認できます。
迷ったときの判断基準
私は、次のように考えると使い分けやすいと思います。
今、数分話せば解決しそうならハドル。
参加者の予定、議題、正式な記録が必要ならミーティング。
例えば、エラーの原因を画面共有で確認するならハドルが便利です。
一方、エラーへの対応方針を関係部署と決定するなら、予定を確保したミーティングの方が進めやすいでしょう。
機能だけで区別しようとせず、「この会話で何を決めたいのか」を考えることが、使い分けのポイントです。
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Slackハドルのメリットと注意点
ハドルは在宅ワークでの短い相談に便利ですが、すべての会話に向いているわけではありません。
利用前にメリットと注意点の両方を確認しておきましょう。
Slackハドルのメリット
相談を始めるまでの手間が少ない
普段使っているチャンネルやDMから直接始められるため、短い相談のために新しい会議を作成する手間を減らせます。
チャットで伝わりにくい内容を補える
文章だけでは説明しにくい内容でも、音声や画面共有を使えば、同じ画面を見ながら確認できます。
相談前後のやり取りをSlackにまとめやすい
ハドルのスレッドで共有したメッセージ、リンク、文書などは、ハドル終了後もSlack上で確認できます。
「何について話したのか」を、普段の業務上のやり取りと関連付けて残しやすい点は利点です。
音声だけで始められる
ハドルは音声のみで始まり、必要な場合にカメラを有効にできます。
常に顔を映す必要がないため、短い確認にも利用しやすいでしょう。
Slackハドルを使うときの注意点
相手がすぐに参加できるとは限らない
気軽に始められるからといって、相手がいつでも応答できるとは限りません。
集中して作業している可能性もあるため、いきなり開始するのではなく、先に「5分ほどハドルで相談できますか」とメッセージを送る運用も考えられます。
重要な決定は文章でも残す
音声で合意した内容は、後から参加した人には伝わりません。
重要な決定事項、担当者、期限などは、ハドル終了後にチャンネルやスレッドへ記録しておきましょう。
プランによって利用条件が異なる
Slack公式によると、無料プランのハドルは最大2人、最長30分です。
有料プランでは最大50人が参加できますが、同時にビデオを有効にできる人数には上限があります。
利用条件は変更される可能性があるため、最新情報はSlack公式サイトで確認してください。
Slackハドルの基本的な始め方
ハドルは、Slackのチャンネルまたはダイレクトメッセージから開始します。
ここではデスクトップ版の基本的な流れを紹介します。
- ハドルを始めたいチャンネルまたはDMを開きます。
- 会話画面にあるヘッドホンのアイコンを選択します。
- ハドルが開始されたら、必要なメンバーに参加してもらいます。
- 必要に応じて、カメラや画面共有を有効にします。
- 会話が終わったら、ハドルから退出します。
チャンネルでハドルを始めると、そのチャンネルのメンバーには参加ボタンが表示されます。
また、ハドルのリンクをコピーして共有したり、カレンダーの予定に追加したりする使い方もできます。
操作画面について
Slackの更新や利用環境によって、ボタンの名称や表示位置が変わる場合があります。
実際の画面と異なる場合は、Slack公式ヘルプも確認してください。
Slackハドルに関するFAQ
最後に、Slack初心者がハドルを使う前に気になりやすい点をまとめます。
Q.Slackハドルは無料で使えますか?
無料プランでも利用できます。
Slack公式によると、無料プランでは最大2人、最長30分という制限があります。
3人以上で利用したい場合は、有料プランの利用条件を確認してください。
Q.ハドルではカメラをオンにする必要がありますか?
必須ではありません。
ハドルは音声のみで開始され、必要に応じてカメラをオンにできます。
音声だけの短い相談にも利用できます。
Q.Slackハドルでも画面共有できますか?
画面共有できます。
エラー画面や資料、操作手順などを見せながら説明したいときに便利です。
Q.ハドルは5分から10分で終了しなければいけませんか?
ハドルが必ず5分から10分で終了するというルールはありません。
本記事では、気軽な短時間の相談例として5分から10分と表現しています。
Slack公式では、ハドルを短い質問だけでなく、ブレインストーミングや共同作業、通常のオンラインミーティングにも利用できると案内しています。
Q.ハドルとZoomやTeamsのどちらを使えばよいですか?
ツール名だけではなく、会話の目的で判断するのがよいでしょう。
Slack上で進めている仕事について、その場で短く相談するならハドルが便利です。
顧客を含む会議、複数部署が参加する会議、正式な予定として設定する会議では、所属組織で標準的に使われているZoomやTeamsなどが適している場合があります。
Q.ハドルを使えば議事録は不要ですか?
重要な内容は別途残すことをおすすめします。
ハドルのスレッドにはメッセージや共有物を残せますが、会話した内容がすべて自動的に議事録になるとは限りません。
利用できる環境ではSlack AIによるハドルノート機能もありますが、プランや設定などの条件があります。
決定事項は、チャンネルやスレッドへ簡潔に記録しておくと安心です。
まとめ:Slackハドルは「少し話したい」を始めやすくする機能
Slackのハドルは、チャンネルやDMから音声・ビデオによる会話を始められる機能です。
この記事を書く前の私は、「普通のミーティングで十分ではないか」と思っていました。
実際、TeamsやZoomなどのミーティングでも、短い相談はできます。
ハドルにしかできないことばかりではありません。
それでも、普段のやり取りをしているSlackから離れず、数分の相談や画面共有を始められる点には、ハドルならではの使いやすさがあります。
Teamsで「ちょっと聞きたい」「画面を見せながら説明したい」ときに1対1のミーティングを開いていた場面は、Slackではハドルが活躍する場面なのかもしれません。
私自身はまだハドルを利用したことがありませんが、次に短い相談が必要になったときは試してみようと思います。
今、数分話せば解決しそうならハドル。参加者の予定や正式な記録が必要ならミーティング。
最初から厳密に使い分けようとせず、身近な1対1の相談から試してみると、ハドルの役割をつかみやすいのではないでしょうか。
情報ソース・引用元
- Slack Huddles:公式機能紹介
- Slackヘルプセンター:Use huddles in Slack
- Slackヘルプセンター:Run a productive meeting
- Slackヘルプセンター:Security for Slack huddles
- Slackヘルプセンター:Use AI to take huddle notes in Slack
本記事は2026年7月時点で確認した情報をもとに作成しています。
サービスの仕様や料金プランは変更される場合があります。
また、ハドルの利用可否や外部ユーザーとのコミュニケーションに関するルールは組織によって異なります。
業務で利用する場合は、所属組織のセキュリティポリシーや運用ルールもご確認ください。
この記事のまとめ
- Slackハドルは気軽な相談に適した機能
- 普通のミーティングとの違いは目的と始めやすさ
- 短い相談はハドル、正式な会議はミーティングがおすすめ

