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ハンズオンならAWS Cloud Questがおすすめ!学習効果と体験談

新人向け

この記事を読むとわかること

  • AWS Cloud Questの魅力と他のハンズオンとの違い
  • 体験を通じて感じた学習効果や気になる点
  • 無料で始める方法と有料プランの料金体系

AWSを効率的に学びたいけれど、環境構築や教材選びに悩んでいませんか?

そんな方におすすめなのが、ゲーム形式で学習できる「AWS Cloud Quest」です。

この記事は、次のような方に特に役立ちます。

  • AWSを座学だけでなく実践的に学びたい方
  • 環境構築の手間を省き、すぐに学習を始めたい方
  • 資格学習と並行して理解を深めたい方

実際にCloud Questを体験して感じたメリットや気づき、そして料金体系について紹介します。

AWS Cloud Questがおすすめの理由

AWSの学習で多くの人がつまずくのが、「いざ手を動かそう」と思った時に必要になる環境構築です。

IAMの設定やネットワーク構成を準備するだけで疲れてしまい、本来学びたかった内容にたどり着けないことも少なくありません。

私自身、最初の頃はそこにかなりの労力を割いていました。

環境構築不要ですぐに取り組める

Cloud Questの最大のメリットは、前提となる環境を自分で準備しなくていいことです。

例えばVPCピアリング(VPC同士をつなげるサービス)を実際に構築してみるには、VPCを最低2つ作る必要があります。

これはけっこう面倒なのですが、演習環境では最初から用意されているので、余計な準備なしにすぐに体験できます。

このように「学びたい技術だけをピンポイントで触れられる」ため、時間と労力を無駄にせず効率的に進められるのです。

自分のペースで学習を進められる

講習型の研修と違って、Cloud Questは自分のタイミングで進められます。

集中して取り組める夜の時間にまとめて進めてもいいですし、週末に少しずつ進めても構いません。

ただし、3Dのブラウザゲーム形式なので起動はやや重めです。

最新のPCやスマホであれば快適に動作しますが、軽く移動中に学ぶというよりは、落ち着いた環境で腰を据えて学ぶスタイルになります。

ゲーム形式で達成感を積み重ねられる

課題を解くたびにスキルレベルが上がり、街が発展していく仕組みがあります。

正直、街のグラフィックは簡素ですが、「自分の学習が進んでいる」という進捗が視覚的に分かるのは大きな励みになります。

学習の手ごたえが曖昧になりがちなクラウド学習において、この小さな達成感は続ける力になってくれます。

AWS Cloud Questの気になる点

Cloud Questは優れた学習教材ですが、すべての人にとって完璧というわけではありません。

実際に体験してみて「人によってはつまずくかもしれない」と感じた点を紹介します。

専門用語が多く、基礎がないとストレスになる

Cloud QuestではAWSの用語がそのまま登場します。

VPCやIAMなど、基本概念を理解していないと、解説の文章を読むだけで頭がいっぱいになり、全体像がつかみにくいと感じるでしょう。

結果的に「何をやっているのか分からない」とストレスになってしまう可能性があります。

基礎を少し押さえた上で取り組むのが安心です。

アバターや街のグラフィックはシンプル

ゲーム的な演出はあるものの、アバターや街のデザインはシンプルです。

自由にカスタマイズして楽しむような作りではないため、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。

学習効果には影響しませんが、「もう少し遊び心がほしい」と思う場面もありました。

英語ベースの説明は味気なく感じることも

Cloud Questのコンテンツはもともと英語で作られているため、日本語化された会話や解説がどこか機械的で、無味乾燥に感じる部分があります。

内容は理解できますが、「もっと自然なやりとりなら楽しいのに」と思う場面もありました。

実践の操作説明用の画面キャプチャが英語

実践では、画面キャプチャを表示しながら操作説明をしてくれるのですが全て英語となっています。
自分の操作画面が日本語の場合、「Create Item」=「項目を作成」を脳内変換する必要があります。

どうしてもストレスを感じるのであれば、自分の操作画面も英語にするしかありません。

AWS Cloud Questの流れ


※上記は実画面を参考にしたイラスト画像です。実物はもっとrobloxぽいポリゴンです。

AWS Cloud Questのゲーム内の流れを紹介します。

なお、AWS Skill Builderのアカウントが必要だったり、最初に始めるときに「Candidate ID」が必要だったりで、始めるまでにけっこう時間がかかりますが、そちらの説明は一旦、省略させていただきます m(_ _)m。
※アカウント関連が複雑だったり、AWSの画面レイアウトが変化が激しかったりで、スムーズに再現できる自信がないです^^;

アバターの設定

最初にアバターを設定します。

正直、あまりこだわりたくなるような品質ではなかったので、テキトーな会社員風の男性にしました。


※上記は実画面を参考にしたイラスト画像です。実物はもっとrobloxぽいポリゴンです。

クエストの受託

街に放りだされます。初めての場合はチュートリアルで決まった操作だけが可能です(スマホゲームなどと同じ)。

最初の依頼人のところまで移動(目的地を押すと自動で移動してくれる)して話しかけます。

依頼人とプレイヤー(アバター)が勝手に会話を進めてくれるので、背景と依頼内容、解決方法をなんとなく眺めます。

※上記は実画面を参考にしたイラスト画像です。実物はもっとrobloxぽいポリゴンです。

※「システムが止まってて困ってる」とか「津波で壊れちゃった!」とか、クラウドサービスを実務で利用している身からすると「放置しとくなよ…」と思わされることばかり。この街はシステム面では結構ヤバイ状況らしいです。

クエストの遂行

ここからが本番、次の3ステップで進めます。

学習

文章と動画で、全体像や用語などを解説してくれます。

(正直、現時点では文章だけでわかっちゃうので動画は見てないです。5分くらいのが数本あるっぽい)

実践

1ステップずつ進めるので分かりやすいです!

さらに、実践用のAWSマネジメントコンソール画面がブラウザの別タブで上がるので、すぐに操作ができます。

(AWSアカウントや実践に必要なAWSサービスも自動で作ってくれるので、何も気にしなくてよいです。リージョンも北部バージニアのままで!)

※この状態まで自動で作成してくれます。

操作内容の説明(下の画像の左部分)、画面キャプチャと操作順(下の画像の右部分)を見ながらAWSマネジメントコンソール画面を操作していきましょう。

※上記は実画面を参考にしたイラスト画像です。雰囲気は合ってます。

DIY

実践の後に1つお題が出ます。

ここでは自分で考えてAWSマネジメントコンソール画面からサービスを作る必要があります。

※分からなかったら実践のところに戻って復習が必要かも

完了したら、解答欄にURLやインスタンスIDを入力して答え合わせを行い、正解すれば終了です。

アンケート依頼

毎回、依頼されますが、スキップも可能です。

(私は最初の2回くらいしか答えてないです。無料クエスト12回を毎回答えるのは大変…)

クエストの結果報告

街の画面に戻るので、もう一度、依頼人に話かけるとクエスト完了です。

再び、依頼人とプレイヤー(アバター)の会話がされて報酬受領(街の建物を3択)と、色々なゲーム内ポイントが増えます。

(アバターカスタマイズ用のパーツを買うためのジェルとかも貰えますが、まあいいかな…)

実際に体験して感じたこと

ここで紹介するのは、無料で提供されている「クラウドプラクティショナー」レベルを体験したときの感想です。

上位レベルのロール(ソリューションアーキテクトや機械学習など)はまだ試していませんが、今後取り組んでいきたいと思っています。

まずは初級レベルの体験談として参考にしてください。

依頼形式がリアルで理解を助ける

Cloud Questでは、依頼者が「オンプレミスしかしらない」というような設定でプレイヤー(アバター)と会話をはじめます。

これが意外とリアルで、現場でのやり取りに近い感覚を味わえました。

「こういう依頼、実務でもありそうだな」と思いながら進められるので、単なる操作演習よりも理解が深まりやすいと感じました。

スキルや街の成長が小さな達成感になる

課題をクリアするたびにスキルレベルが上がり、街も少しずつ発展します。

グラフィック自体はシンプルですが、「自分が進んでいる」という感覚を視覚的に確認できるのは大きな励みになりました。

資格学習のように成果が見えにくい勉強と比べると、この仕組みはモチベーション維持に役立ちます。

普段触らない技術が腑に落ちた

個人的に大きな学びだったのは、VPCピアリング(VPC同士をつなげるサービス)を体験できたことです。

業務で触れる機会がなく、テキストだけではイメージしにくかったのですが、実際に手を動かすことで「なるほど、こうやってVPC同士がつながるのか」と腹落ちしました。

資格学習中の知識を実体験で補強できたのは大きな収穫でした。

AWS Cloud Questの料金と始め方

Cloud Questは最初から有料というわけではなく、無料で試せる範囲があります。

私は今回「クラウドプラクティショナー」レベルを体験しましたが、このロールは無料で利用可能です。最初の学習体験としては十分な内容なので、まずはこちらを触ってみるのがおすすめです。

さらに他のロール(ソリューションアーキテクト、機械学習、セキュリティ、ネットワークなど)を学びたい場合は、有料のサブスクリプションに加入する必要があります。料金は以下のとおりです。

  • 個人プラン:月額 29ドル または 年額 299ドル(年払いの方が割安)
  • 法人向けプラン:チーム単位での契約が可能

有料プランに加入すると、Cloud Questのすべてのロールに加え、追加の実践ラボや教材も利用できるようになります。

AWSを本格的に業務で活用していきたい人や、資格取得を目指す人にとっては十分に価値のある投資といえるでしょう。

まずは無料のプラクティショナーで感触を確かめてから、必要に応じてサブスクリプションに切り替えるのが賢い選び方です。

この記事のまとめ

  • AWS Cloud Questは環境構築不要で学べるハンズオン教材
  • 自分のペースで進められ、進捗が見えるゲーム形式
  • 専門用語やシンプルな演出など気になる点もある
  • 実体験からVPCピアリングなど理解が深まった
  • 無料のプラクティショナー編から始め、有料プランへ拡張可能
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