Zoomのブレイクアウトルームを活用すれば、会議やイベントでのグループディスカッションがより効率的になります。
しかし、作り方や機能の使い方がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Zoomのブレイクアウトルームの基本的な作り方から、録画の方法、チャット機能の利用方法、そして時間設定のコツまで詳しく解説します。
Zoomでの会議をもっとスムーズに進めたい方はぜひご覧ください。
関連記事：緊急解説！Zoomでミュートの仕方、確認、解除ができない問題を一発解決
関連記事：Zoomで1対1の通話を制限なく利用する方法とやり方を解説
関連記事：【Zoomエラーコード解決法】エラーコード10004・5003など、よくあるエラーコードの対処法を徹底解説
この記事を読むとわかること
- Zoomのブレイクアウトルームの作成手順と事前設定方法
- ブレイクアウトルーム内での録画・チャット機能の使い方
- タイマーを利用した時間設定と進行管理のコツ
Zoomブレイクアウトルームの作り方
Zoomのブレイクアウトルームは、複数の小グループに分かれてディスカッションを行う際に非常に便利です。
会議やイベントの規模が大きい場合、ブレイクアウトルームを利用することで効率的に意見交換ができます。
ここでは、Zoomでブレイクアウトルームを作成する具体的な手順と、事前に設定する方法を紹介します。
ブレイクアウトルームを作成する手順
Zoomのミーティング中にブレイクアウトルームを作成するのは簡単です。
まず、ホストが画面下部にある「ブレイクアウトルーム」ボタンをクリックします。
次に、参加者を手動または自動で部屋に割り当てることができ、人数やグループ分けの方法を選択できます。
自動割り当てでは、Zoomが参加者を均等に各ルームに振り分けますが、手動割り当ての場合は、ホストが参加者を指定して各部屋に割り当てることができます。
設定が完了したら、「ルーム作成」をクリックして、すぐにブレイクアウトルームを開始できます。
事前にブレイクアウトルームを設定する方法
Zoomでは、ミーティングを始める前にブレイクアウトルームの設定を事前に行うことも可能です。
事前設定を行うには、まずZoomのウェブポータルにアクセスし、スケジュールしたミーティングの編集画面で「ブレイクアウトルームを事前に割り当てる」オプションを選択します。
そこで、参加者を特定のルームに割り当てたり、ルームの数や名前を設定することができます。
これにより、ミーティング開始時にすぐに小グループに分かれることができます。
この機能は、事前にチーム構成が決まっている会議やセミナーなどに非常に便利です。
Zoomブレイクアウトルームの録画方法
Zoomで会議全体を録画したい場合、メインセッションだけでなく、ブレイクアウトルーム内のディスカッションも録画できるかどうか気になる方も多いでしょう。
ここでは、メインセッションでの録画と、ブレイクアウトルーム内での録画方法について詳しく説明します。
これを知っておくことで、後から会議の内容を見直す際にも役立ちます。
メインセッションでの録画方法
Zoomのメインセッションの録画は、ホストまたは共同ホストによって簡単に行うことができます。
録画を開始するには、ミーティングの画面下部にある「録画」ボタンをクリックするだけです。
この録画は、参加者全員が参加しているメインセッションの内容が記録されますが、ブレイクアウトルーム内の活動はデフォルトでは録画されません。
そのため、全体の議論を記録したい場合には、メインセッションでの録画を活用してください。
ブレイクアウトルーム内で録画を行う方法
ブレイクアウトルーム内での録画を行うには、ホストが特定の権限を与える必要があります。
ホストが各ブレイクアウトルーム内の録画を管理することができないため、録画を行いたい場合はルーム内の参加者に録画権限を付与しなければなりません。
権限を与えるには、参加者の名前の横にある「詳細」メニューをクリックし、「録画を許可」を選択します。
こうすることで、その参加者がブレイクアウトルーム内で録画を開始できるようになります。
録画データは、その参加者のデバイスに保存されますので、後で共有してもらう必要があります。
Zoomブレイクアウトルームのチャット機能の使い方
Zoomのチャット機能は、参加者同士がテキストでコミュニケーションを取るのに便利なツールです。
ブレイクアウトルーム内でもチャットを活用することで、ディスカッションがよりスムーズに進行します。
ここでは、メインルームとブレイクアウトルームでのチャットの違いと、効果的な使い方を説明します。
メインルームとブレイクアウトルームでのチャットの違い
Zoomのメインルームのチャットは、会議全体でのメッセージのやり取りに使用されます。
すべての参加者がアクセスできるため、全員に向けた情報共有や質問などに適しています。
一方で、ブレイクアウトルーム内のチャットはルーム内だけでのやり取りに限定されます。
これは、各グループが独立して議論を行う際に、ルーム内のメンバーだけに情報を共有する必要があるためです。
ブレイクアウトルーム内でのチャットの活用法
ブレイクアウトルームでは、口頭でのコミュニケーションだけでなく、チャットを活用することで重要なポイントをまとめたり、リンクや資料を共有することができます。
また、ブレイクアウトルーム終了後にメインルームへ戻る際に、重要な内容をメモしておくのにも役立ちます。
ただし、ブレイクアウトルームのチャット内容はメインルームに戻るとリセットされるため、必要な情報は事前に保存しておくことが大切です。
このように、チャット機能をうまく活用することで、会議の生産性をさらに高めることができます。
Zoomブレイクアウトルームの時間設定方法
ブレイクアウトルームを利用する際に、時間を管理することはとても重要です。
特に複数のグループでディスカッションを行う場合、一定の時間内に結論を出す必要があるため、適切な時間設定が求められます。
ここでは、Zoomのブレイクアウトルームにおける自動でルームを閉じる設定や、タイマーを活用した進行管理の方法について解説します。
自動でルームを閉じる時間を設定する
Zoomでは、ブレイクアウトルームを指定した時間で自動的に閉じるように設定することができます。
ブレイクアウトルーム作成時に「ルームを自動で終了する時間を設定する」オプションを選択し、具体的な時間（例：10分、20分など）を入力します。
設定した時間が経過すると、ルームは自動的に閉じられ、参加者はメインルームに戻されます。
この機能は、時間管理が重要なディスカッションや、イベント全体の進行を円滑にするのに役立ちます。
タイマーを活用した効果的な進行管理
また、ブレイクアウトルームでのディスカッションが終了する1分前に通知するタイマー機能もあります。
このタイマーは参加者に対して、残り時間を視覚的に知らせ、ディスカッションのまとめや次のステップに進むための準備を促す効果があります。
ホストが「1分前の通知」を有効にすることで、各ルーム内の参加者が時間を意識しながら進行することができます。
このようにタイマー機能を活用することで、会議全体が計画通りに進み、スムーズな進行管理が可能です。
Zoomのブレイクアウトルームの活用法まとめ
Zoomのブレイクアウトルームは、大規模な会議やセミナーにおいて、効率的に小グループディスカッションを行うための強力なツールです。
作り方や設定を正しく理解することで、よりスムーズで生産性の高い会議運営が可能になります。
録画やチャット機能、時間設定をうまく活用することで、参加者全員が効果的に議論に参加できる環境を整えることができます。
まず、ブレイクアウトルームの作成方法をマスターすることで、会議中に素早く参加者を小グループに分けることができます。
また、録画の方法やチャットの利用法を理解しておくことで、後から議論内容を見直したり、情報を共有することが可能です。
さらに、時間設定やタイマー機能を活用すれば、会議の進行を管理しながら効率的にディスカッションを進められます。
これらの機能をうまく使いこなすことで、Zoomでのブレイクアウトルームを最大限に活用し、会議やイベントの質を向上させることができるでしょう。
この記事のまとめ
- Zoomのブレイクアウトルームの作成手順がわかる
- ブレイクアウトルーム内での録画方法を理解できる
- チャット機能の活用法を把握できる
- 時間設定やタイマー機能の使い方が学べる
- 効率的なZoom会議の進行管理が可能になる
関連記事：緊急解説！Zoomでミュートの仕方、確認、解除ができない問題を一発解決
関連記事：Zoomで1対1の通話を制限なく利用する方法とやり方を解説
関連記事：【Zoomエラーコード解決法】エラーコード10004・5003など、よくあるエラーコードの対処法を徹底解説