この記事を読むとわかること
- ソーラー対応スマートウォッチと普通のソーラー時計の違い
- ソーラー対応でも充電不要とは限らない理由
- 充電の手間を減らすメリットと自分に合った選び方
「ソーラー対応なら、普通のソーラー時計のように充電を気にせず使えるのでは?」と思う人もいるでしょう。
私自身もそう考えていました。
しかし調べてみると、ソーラー対応スマートウォッチは、必ずしも充電が不要になるわけではありません。
この記事では、普通のソーラー時計との違いや充電の仕組み、どんな人に向いているのかを解説します。
ソーラー対応スマートウォッチと普通のソーラー時計の違い
どちらも光を利用して発電できる点は共通しています。
しかし、必要な電力や使える機能が異なるため、「ソーラー」という言葉だけで同じものと考えないほうがよいでしょう。
普通のソーラー時計は電池交換の手間を減らせる
私は以前、一般的な電池式の腕時計を使っていました。
困ったのが、電池が切れると突然時計が止まってしまうことです。
そこでソーラー時計に替えたところ、定期的な電池交換をほとんど意識しなくてよくなり、時計が突然止まる心配も減りました。
実際、CASIOのタフソーラーでは、ソーラーパネルで発電した電力を二次電池に蓄えて時計を動かしています。
蛍光灯などの光でも発電でき、一般的な一次電池のような定期的な電池交換も必要ありません。
スマートウォッチは多くの機能で電力を使う
一方、スマートウォッチは時刻を表示するだけではありません。
心拍計測やGPS、スマートフォンとの通信など、さまざまな機能で電力を消費します。
そのため、ソーラー対応でも普通のソーラー時計と同じように使えるとは限りません。
たとえばGarminの「Instinct 3 Dual Power」はソーラー充電に対応していますが、専用ケーブルによる有線充電にも対応しています。
ソーラー対応スマートウォッチでは、光による発電を利用してバッテリーの稼働時間を延ばすという考え方も必要です。
ソーラー対応スマートウォッチなら充電不要になる?
「ソーラーなら充電不要なのでは?」というのが、私自身も最初に感じた疑問でした。
実際には製品や使用条件によって大きく異なります。
ソーラー対応でも有線充電が必要なモデルがある
ソーラー対応だからといって、必ずしも充電ケーブルが不要になるわけではありません。
Garminの「Instinct 3 Dual Power」では、デバイスを使用しながらソーラー充電できます。
Garminは、晴天下で定期的に屋外活動をすることで、バッテリー稼働時間を延ばせると説明しています。
つまり、「ソーラー=充電不要」ではなく、「ソーラーによって充電する回数を減らせる場合がある」と考えると分かりやすいでしょう。
条件次第では非常に長く使えるモデルもある
一方で、ソーラーの効果が小さいわけではありません。
Garminの「Instinct 3 Dual Power(45mm)」は、スマートウォッチモードで約28日間、一定のソーラー充電条件を満たした場合には「無制限」とされています。
ただし、これは50,000ルクスの屋外で1日3時間の着用を含む終日着用など、メーカーが定めた条件を前提としています。
「無制限」という言葉だけを見るのではなく、どのような条件でソーラーの効果を得られるのかまで確認することが大切です。
室内でもソーラー充電できる?
ソーラー充電の条件は製品によって異なります。
普通のソーラー時計では、CASIOのタフソーラーのように蛍光灯などの室内光でも発電できるものがあります。
ただし、これはすべてのソーラー対応スマートウォッチが同じ条件で充電できるという意味ではありません。
ソーラー性能を重視する場合は、メーカーが示している日照条件や充電方法を確認しましょう。
ソーラー対応スマートウォッチのメリットと選び方
ソーラー対応の魅力は、単純に「充電しなくてよい」ことではありません。
バッテリーを気にする場面を減らせることに価値があります。
専用充電器を使う回数を減らせる
私は現在、念のため毎日、お風呂に入っている間にスマートウォッチを充電しています。
少し気になるのが、専用の充電器が必要なことです。
一般的な充電器で代用できないため、故障したときが気になりますし、ほかに流用できない充電器でアダプターを一つ使うことにもなります。
また、毎日のようにつけ外ししていると、長く使ったときの物理的な劣化も少し気になります。
ソーラーによって充電回数を減らせれば、こうした小さな負担も減らせるでしょう。
バッテリーを気にせず機能を使いやすくなる
私の場合、スマートウォッチを直接見る用途はほぼ時計ですが、心拍数の収集にも使っています。
そのため、音楽再生など便利な機能があったとしても、それによってバッテリーが切れて時刻を確認できなくなったり、心拍数を収集できなくなったりするのでは本末転倒です。
反対に、ソーラーによってバッテリーに余裕が生まれるのであれば、通勤中に音楽を聴くなど、これまで電池消費を気にして使わなかった機能も利用しやすくなるかもしれません。
ソーラーだけを理由に選ばなくてもよい
私自身、充電回数が減るという理由だけで価格が大きく上がるのであれば、買い替えるかは迷います。
しかし、健康管理やGPS、音楽再生など欲しい機能が充実し、そのうえでソーラーによってバッテリーの不安も減らせるのであれば魅力があります。
「ソーラーだから選ぶ」のではなく、「欲しい機能を備えたスマートウォッチにソーラーも付いている」という選び方でもよいでしょう。
ソーラー対応スマートウォッチについてよくある質問
ここでは、ソーラー対応スマートウォッチを検討するときに気になりやすい疑問をまとめます。
Q.ソーラー対応なら一度も充電しなくていい?
必ずしもそうではありません。
ソーラー対応でも有線充電を使用するモデルがあります。
一方で、日照条件や使用する機能によっては、充電頻度を大幅に減らせるモデルもあります。
Q.普通のソーラー時計と何が違う?
スマートウォッチは、GPSや心拍計測、通信など多くの機能で電力を消費する点が大きな違いです。
そのため、普通のソーラー時計のように「普段使っていれば充電をほとんど意識しない」とは限りません。
Q.室内の光でも充電できる?
製品によって異なります。
一般的なソーラー時計には室内の光でも発電できる製品がありますが、スマートウォッチではメーカーが示している充電条件を確認してください。
Q.どんな人にソーラー対応がおすすめ?
充電する回数をできるだけ減らしたい人や、アウトドアなど屋外で長時間使用する人とは相性がよいでしょう。
また、バッテリーを気にせずスマートウォッチのさまざまな機能を使いたい人も、選択肢の一つになります。
まとめ
ソーラー対応スマートウォッチは、普通のソーラー時計と同じように、必ず充電を意識せず使えるわけではありません。
私自身も最初は「ソーラーならほぼ充電不要なのでは」と考えていましたが、実際には少し違いました。
一方、条件によってはバッテリー稼働時間を大きく延ばせるため、充電する回数やバッテリーを気にする場面を減らせるのは大きな魅力です。
ソーラーだけで判断せず、使いたい機能とバッテリー性能をあわせて、自分の使い方に合ったモデルを選んでみてください。
情報ソース・引用元
- Garmin「Instinct 3 Dual Power」製品情報
- Garmin「INSTINCT 3 DUAL POWER SERIES 操作マニュアル – ソーラー充電」
- CASIO「ソーラー充電システム」
- CASIO「タフソーラーとはどういうものですか?」
※バッテリー稼働時間やソーラー充電の効果は、製品、使用する機能、日照条件、使用環境などによって異なります。購入時には各メーカーの最新情報をご確認ください。
この記事のまとめ
- ソーラー対応でも充電不要とは限らない
- 普通のソーラー時計より消費電力が大きい
- 条件次第でバッテリーを長持ちできる!
- 充電の手間を減らせるのが大きな魅力
- 機能とバッテリー性能で選ぶことが大切!

