この記事を読むとわかること
- TikTok音源を保存する公式・外部ツールの方法
- SpotifyやSoundCloudなど音楽アプリとの連携活用
- 著作権を守り安全に音源を利用するための注意点
TikTokで気に入った音楽やサウンドを見つけても、後でまた使いたいときに探し直すのは大変ですよね。
実はアプリ内でお気に入りに追加する方法から、外部ツールを使って音声ファイルとして保存する方法まで、さまざまな手段があります。
ここではTikTokの音源を便利に保存して活用する方法をまとめ、さらに注意すべき著作権のポイントも解説します。
TikTok音源をアプリ内で保存する方法
TikTokには、気に入ったサウンドをアプリ内で保存しておき、後から動画編集で簡単に使える便利な機能があります。
特別なアプリを使わなくても、公式の機能を利用すれば安全に音源を管理できます。
ここでは基本的な保存の流れと、活用のコツについて紹介します。
お気に入り機能で簡単に管理
TikTokでは動画再生画面の右下に表示される音源アイコンをタップすると、そのサウンドの詳細ページに移動できます。
そこから「お気に入り」ボタンを押すだけで保存でき、次回以降は「お気に入り」タブからすぐに呼び出せます。
これにより、気に入ったBGMや効果音を探し直す手間が省け、スムーズに動画編集に活かせます。
保存した音源を動画作成で使う流れ
動画投稿時に「+」ボタンをタップすると、録画画面上部に「サウンドを追加」というメニューが表示されます。
ここから「お気に入り」タブを開くと、先ほど保存したサウンドが一覧で表示され、選択するだけで編集画面に反映されます。
この仕組みを活用すれば、自分だけのサウンドライブラリを構築でき、表現の幅を広げられます。
音源をファイルとして保存する方法
TikTokで気に入ったサウンドを実際の音声ファイルとして保存したい場合、外部サービスを使うのが一般的です。
特にオンライン変換ツールを使えば、アプリをインストールせずに簡単にMP3として保存できます。
ここでは代表的なサービス「SSSTik.io」を例に、手順と注意点を紹介します。
オンライン変換ツールを使う手順
まず、TikTokアプリで保存したい動画を開き、「共有」→「リンクをコピー」をタップします。
次に、SSSTik.ioの入力欄にリンクを貼り付け、「Download MP3」ボタンをクリックします。
ダウンロードページに移動すると、MP3またはm4a形式で保存が可能です。
iPhoneやAndroidにも直接保存でき、登録やログインは不要です。
録音・録画機能で音源を取り出す方法
もしオンラインツールで変換できない場合は、スマホやPCの録音・録画機能を活用する方法もあります。
スマホなら画面収録を行い、後から動画編集アプリで音声だけを抽出できます。
PCではAudacityなどの無料ソフトを使い、再生中の音を録音してMP3として保存することも可能です。
音楽ストリーミングサービスと連携して保存する方法
近年、TikTokは音楽ストリーミングサービスとの連携を強化しており、発見した楽曲をそのまま外部アプリに保存できるようになっています。
この機能を活用すれば、気に入ったサウンドをフル音源として楽しみつつ、普段使っている音楽アプリで管理できます。
ここではSpotifyやApple Music、そして新たに加わったSoundCloudとの連携について解説します。
SpotifyやApple Musicに追加する
TikTokの動画で気に入った音源をタップすると「音楽アプリに追加」というボタンが表示されます。
この機能を使えば、SpotifyやApple Musicなどのプレイリストに直接保存できるため、アプリ外でもフルバージョンを楽しめます。
TikTok上での一時的な流行を、自分の音楽ライブラリに反映できるのが大きなメリットです。
SoundCloud連携でインディーズ曲も楽しむ
2025年5月からはSoundCloudとの連携がスタートしました。
TikTokで見つけた音源をワンタップでSoundCloudに保存できるようになり、特にインディーズアーティストにとってファン拡大の大きな後押しとなっています。
これにより、有名アーティストの曲だけでなく、新進気鋭のクリエイターの楽曲も継続的に楽しめる環境が整いました。
保存時の注意点と著作権について
TikTokの音源を保存する際には、便利さと同時に著作権や利用規約にも注意が必要です。
特に外部ツールを使って音源をファイル化する場合は、個人利用に留めることが大切です。
ここでは利用規約に違反しないためのポイントと、個人利用と商用利用の違いについて解説します。
利用規約違反にならないためのポイント
TikTokの公式機能である「お気に入り」や「音楽アプリに追加」を使う方法は安全で、規約違反にはなりません。
しかし、外部ツールを用いた音源のダウンロードや第三者への共有は、著作権侵害のリスクがあります。
保存した音源はあくまで自分だけで楽しむ目的に留め、公開や配布は避けましょう。
個人利用と商用利用の違い
たとえば自分の端末に音源を保存して繰り返し聴く行為は、個人利用の範囲に含まれます。
一方で、その音源を使って動画をYouTubeやInstagramに公開したり、商用コンテンツに組み込むと商用利用にあたり、法的な問題が発生する可能性があります。
安心して楽しむためには、必ず利用規約
TikTok音源保存のまとめ
TikTokの音源保存には大きく3つの方法があります。
まず、公式アプリの「お気に入り」機能を使えば、安全に音源を保存し、後から動画編集で再利用できます。
次に、SSSTik.ioのような外部ツールを使えば、MP3やm4a形式でファイルとして保存でき、スマホやPCに直接ダウンロード可能です。
さらに、SpotifyやSoundCloudといった音楽アプリ連携を利用すれば、フル音源を合法的に楽しめます。
ただし、著作権や利用規約に違反しないよう注意が必要で、保存した音源は個人利用の範囲に留めることが重要です。
この記事のまとめ
- TikTok音源は「お気に入り」で簡単に保存可能
- SSSTik.ioなどで音声ファイルとして保存できる
- SpotifyやSoundCloud連携でフル音源を楽しめる
- 外部ツール利用時は個人利用にとどめることが重要
- 著作権や利用規約を守り安全に活用する必要がある