「パソコンを使えるようになりたい!」
このように思っても、なかなか踏み出せない初心者のために、何から勉強すればよいかを3ステップで説明します。
パソコンが普及した現在でも、「スマホは使えてもパソコンは使えない」という方は一定数いるようです。
パソコンの専門家であるはずのシステムエンジニアでも、新入社員の中にはパソコンを持っていないという方もいて、初めは驚きました^^;
話を聞いてみると「スマホで十分」「必要性を感じない」という意見に加えて、「難しそうなので手が出しづらい」というものもありました。
確かに難しい部分もありますが、それが全てではないことを説明していきます。
パソコンの勉強ステップ1:パソコンで何ができるのか知る
目標は非常に大事です。
パソコンを使えるようになりたいのであれば、具体的に「何を」「どこまで」できるようになりたいのか、ハッキリさせる必要があります。
「そんなこと言われても、パソコンで何ができるのか分からないのに決められないよ・・・」
そんな方に、朗報です。
パソコンは何でもできます!!!!!
誤解を恐れずに言えば、カンタンなこと、難しいことはあるものの、基本的に何でもできると思ってよいです。
実際、AIで色々なものが自動化されていますし、工場の製造ラインなどもすべてコンピュータ制御です。
何でもできることを目指しているのがパソコンなので、まずは「できる」「できない」の垣根を無視して「何がしたいのか」考えてみましょう。
それでも迷う方のために、比較的簡単なものを挙げておきます。
- インターネットをする
- チラシを作る
- 絵を描く
- 音楽を作る
- 動画を作る
ただし、1点注意です。
マスターしよう、などと思ってはいけません!!!
パソコンは進化が早いので、どんどん新しく、便利になっていきます。
最新情報を追うのは、その分野の専門家がすべきことなので、初心者のうちは気にしない方がよいです。
例えば絵であれば、何か1つ描けたら一旦OK!くらいの心構えでいた方が、結果的に上達します。
パソコンの勉強ステップ2:パソコンの最低限の知識、操作を知る
実際に使ってみないと、決してパソコンは使えるようになりません。
目標とは関係なくても、壁紙を変えたり、ファイルやフォルダをいじっているだけでも練習になります。
パソコンの最低限の知識、操作については以下のとおりです。
ソフトウェア、ハードウェア
アプリなど、パソコンの画面で動くものを「ソフトウェア」と呼びます。
「ハードウェア」はキーボードやマウス、パソコン本体などの機械を指します。
操作は基本的に、マウスの左クリックを使用します。
キーボードは文字を打つのに使用しますが、早く打つには練習が必要です。
OS(オペレーティングシステム)
「基本ソフトウェア」とも呼ばれるものです。
パソコンの場合、「Windows」「Mac」のいずれかになります。
パソコンを起動したときの画面イメージと思ってもらえばよいです。
OSが違うと、全体的に使い方が変わります。
熱烈なAppleファンや画像/印刷にこだわりがあれば「Mac」ですが、初心者であれば「Windows」がよいと思います。
(「Windows」の方が初心者向けの情報が多いため)
ファイル、フォルダ
音楽ファイルや画像ファイルなど、実際に見たいコンテンツが「ファイル」になります。
ファイルを保管しておく場所を「フォルダ」(またはディレクトリ)と呼びます。
マウスの左クリックで選択し、ダブルクリックで開くことができます(Windowsの場合)
パソコンの勉強ステップ3:書籍を読む
目標が決まり、最低限の知識や操作が分かったら、その目標を解説する書籍を買って、そのとおりにやってみるのがオススメです。
インターネット上の情報でもできないことはないですが、断片的で全体を説明しきれていないことが多いです。
(最近ではschooなどのインターネットスクールなどがあるので、その限りではないですが…)
最新の情報が必要なら、インターネットの方がよいのですが、「ある時点での完成された情報」という点では書籍の方が優れています。
また、初心者だと、誤記で惑わされることも多いため、出版までに少なからずチェックも入っている書籍をオススメします。
(正誤表が公開されていることも多いです)
まとめ
パソコンの初心者向けに、何から勉強すればよいか、3ステップで説明しました。
結局のところ「目標を決めて、マニュアルに沿ってやってみる」のが一番の近道です。
「マスターしてやろう!」という完璧主義に走らない限り、挫折なく進めると思います^^
それでは、パソコン生活の第一歩を!