この記事を読むとわかること
- Discordでメッセージが送れない原因と見分け方
- DM・サーバー内で投稿できないときの具体的な対処法
- アプリやネット環境に起因する技術的トラブルの対応策
「あれ?メッセージが送れない…」
Discordを使っていて、突然メッセージが届かなくなった経験はありませんか?
サーバー内の発言が反映されなかったり、DMが相手に届かなかったり、原因が分からず困ってしまう人も多いはずです。
本記事では、Discordでメッセージが送れない原因をパターン別に整理しながら、それぞれの解決方法を詳しく解説します。
状況に合わせて今すぐ対処できるよう、わかりやすくお届けします。
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まず確認すべき!メッセージが送れないよくある理由
Discordでメッセージが送れないとき、多くの人が「アプリがバグった?」と疑います。
でも実際には、設定や相手の状況によってブロックされているケースが非常に多いんです。
ここでは、僕自身が運営しているサーバーやDMのやり取りで実際に見てきた「よくある原因」をいくつか紹介します。
DMが届かないのは相手の設定が原因かも
まず最初に確認すべきなのは相手がDMを受け付けていない設定にしていないかどうかです。
Discordでは、サーバーごとに「このサーバーのメンバーからDMを許可しない」という設定があり、初期状態ではDMが届かないことがあるんですよね。
特にフォロー関係にない場合や、共通のサーバーが1つしかない場合、この設定に気づかないままDMを送って「なぜか無反応…」となってしまうことがよくあります。
相手にブロックされている場合のサイン
ちょっと気まずい話ですが、相手にブロックされている場合も、メッセージは届きません。
僕がサポートしているユーザーさんの中には、メッセージが「送信済み」と出るけど、実際には相手に全く届いていないというケースがありました。
この場合、実際には送れたように見えてブロックによって破棄されている状態なんです。
共通サーバーがないとメッセージは送れない
Discordでは、共通サーバーが1つもない相手にはDMを送ることができません。
これ、意外と見落とされがちですが、僕も以前、クライアントとやり取りしようとしたときに「送信できない…なんで?」となったことがあります。
共通サーバーがない状態ではフレンド登録が必須になるため、そうでない場合はまずフレンド申請を出してみるのが一番確実です。
アカウント制限や認証未完了にも注意
そして最後に、自分自身のアカウント状態にも目を向けましょう。
Discordでは、不審なアクティビティがあった場合、一時的にDM機能などに制限がかかることがあります。
特に、メールアドレスが未認証のままの状態や、電話番号を登録していないアカウントは、信頼レベルが低いため制限されやすい印象があります。
サーバー内でメッセージ投稿できないときのチェックポイント
「DMじゃなくて、サーバーのチャンネルでメッセージが送れないんだけど…」
そんな相談もよくいただきます。
Discordでは、サーバー内の設定や自動フィルターによって投稿が制限されることがあるんです。
チャンネルの送信権限を確認する
まず確認してほしいのが、自分のアカウントにチャンネルでの「送信権限」があるかどうかです。
サーバー管理者が設定を細かく調整していると、一部ロールのユーザーにだけ発言を許可するといったことがあります。
僕が参加しているある開発系のサーバーでは、「#お知らせ」チャンネルが完全に読み取り専用になっており、誰が送ろうとしても投稿できないようになっていました。
自動モデレーション(AutoMod)に引っかかっていないか
最近は、DiscordのAutoMod(オートモデレーション)の導入が進んでいます。
この機能によって、禁止ワードやNGパターンを含む投稿は自動でブロックされてしまうんです。
たとえば、あるクリエイターコミュニティでは「無料」「フォロー返し」などのスパムっぽい言葉がフィルター設定されていて、普通に会話しているつもりでも弾かれることがあります。
スパムと誤判定される行動とは
一度に複数のユーザーをメンションしたり、短時間に連投したりすると、スパム扱いされて投稿がブロックされることがあります。
この判定はDiscordのサーバー設定やBotの導入状況によって大きく異なるため、「どのラインを超えるとアウトか」はサーバーごとに違うんですよね。
もし「さっきまで送れてたのに急にダメになった」という場合、何らかの自動制限が発動している可能性があります。
特定の言葉やメンションがNGになっていないか
AutoModでは「この単語は使っちゃダメ」というルールを管理者側が自由に設定できます。
たとえば以前、参加していたイベントサーバーで「DMください」という文言がNG設定になっていて、投稿が黙って弾かれるという仕様になっていました。
メッセージが突然送れなくなった場合は、投稿内容に含まれる言葉を見直すのがひとつの手です。
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技術的トラブルが原因かも?アプリやネット環境の確認方法
Discordでメッセージが送れないとき、設定や相手側の問題に目が向きがちですが、実は意外と多いのが自分のデバイスやネット環境による不具合です。
ここでは、僕自身が検証してきた「技術的な問題」のチェックポイントを紹介します。
何をしても解決しないと感じたときほど、基本的な部分を見直すのが近道です。
Discord側の障害情報を確認する
まず最初にチェックしたいのが、Discord全体が障害を起こしていないかです。
公式のDiscord Statusページを確認すると、現在進行中の障害やメンテナンスを知ることができます。
また、X(旧Twitter)の「#discorddown」ハッシュタグでも、他のユーザーが同じ症状に悩んでいないかが分かります。
アプリの再起動とアップデートで改善する場合
「送信できない」というトラブルが発生したとき、まずアプリを一度閉じて再起動してみましょう。
意外なことに、これだけで解決するケースが多いです。
また、Discordのアップデートがうまく反映されていない場合もあります。
特にWindows版のアプリでは、再起動時に自動アップデートされるため、最新版になっているか確認するのも重要です。
Wi-FiやVPNが原因になるケースも
僕が以前サポートしたユーザーさんでは、VPNを通している状態で音声チャンネルにも接続できないという事例がありました。
このような場合、「No Route」というエラーが出たり、メッセージが一切送れなくなったりします。
VPNやファイアウォール、プロキシ設定が干渉していることがあるので、一時的にOFFにして試してみるのも有効です。
キャッシュのクリアや再インストールの手順
アプリやブラウザでDiscordを利用している場合、キャッシュが破損してエラーを引き起こすことがあります。
ブラウザ版ならキャッシュとCookieの削除、アプリ版ならアンインストール後に再インストールするのが最も確実です。
特にモバイルアプリでは、バックグラウンドで落としたつもりが残っていたということもあるので、完全に閉じてから再起動することを意識してください。
Discordでメッセージが送れないときに試すべきことまとめ
Discordでメッセージが送れない原因は、相手の設定やブロック、サーバー内の権限不足、AutoModのフィルター、あるいは自分のネット環境やアプリの不具合など、さまざまです。
一つひとつの原因を切り分けて確認していくことで、ほとんどのケースは解決に近づけます。
特に技術的なトラブルは再起動やキャッシュ削除で改善することも多いため、慌てずに対応しましょう。
どうしても解決しない場合は、公式のステータスページやサポート窓口を活用するのがおすすめです。
この記事のまとめ
- DMが送れないのは相手の設定やブロックが原因
- サーバー内での発言制限は権限やAutoModの影響
- VPNやキャッシュ不具合など技術的トラブルも要注意
- 公式ステータスページで障害情報もチェック可能
- 一つずつ切り分けて確認するのが解決の近道
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