スマホを毎日充電するけど、実際にどれくらい電気代がかかっているか気になりますよね。
スマホの充電にかかる電気代は、1回あたり約0.1円~0.4円程度といわれています。
今回は、スマホの充電にかかる電気代の計算方法や、節約するためのポイントを詳しく解説します。
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この記事を読むとわかること
- スマホの充電にかかる電気代の具体的な金額
- 電気代を節約するための充電方法と工夫
- バッテリーの寿命を延ばすスマホの使い方
スマホの充電にかかる電気代はどのくらい?
スマホの充電にかかる電気代は意外と安いですが、どのくらいのコストなのか具体的な金額が気になるところです。
1回の充電でどれくらい電気を使い、1ヶ月・1年間ではどの程度の負担になるのか、詳しく見ていきましょう。
また、充電方法によっては電気代を抑えることも可能なので、そのポイントについても解説します。
1回の充電にかかる電気代
スマホのバッテリー容量や電気料金の単価によって異なりますが、一般的なスマホの充電1回あたりの電気代は約0.1円~0.4円とされています。
例えば、バッテリー容量が4000mAhのスマホを充電するとしましょう。
スマホのバッテリー電圧は通常3.7V程度なので、電力量(Wh)は以下の計算式で求められます。
バッテリー容量(mAh) × 電圧(V) ÷ 1000 = 電力量(Wh)
この場合、4000mAh × 3.7V ÷ 1000 = 14.8Wh となります。
電力会社の電気料金は1kWhあたり27円前後と仮定すると、14.8Wh(0.0148kWh) × 27円 ≒ 0.4円 という計算になります。
1ヶ月・1年間の電気代をシミュレーション
1回の充電が約0.4円だとすると、1日1回充電する場合、1ヶ月で約12円、1年間で約146円の電気代がかかる計算になります。
もし、1日に2回充電するなら、この金額は2倍になり、1年間で約292円になります。
スマホを複数台持っている場合や、家族で充電している場合は、合計金額が増えるため意識すると良いでしょう。
スマホの充電で電気代を節約する方法
スマホの充電にかかる電気代はわずかですが、工夫次第でさらに節約することが可能です。
特に、充電器の選び方や充電のタイミングを工夫することで、無駄な電力消費を減らすことができます。
ここでは、電気代を抑えるための具体的な方法を紹介します。
充電器の選び方で節電
充電器の種類によっては、電力ロスが発生しやすいものがあります。
例えば、古い充電器や純正ではない安価な充電器は、電力変換効率が低いため、余分な電気を消費する可能性があります。
電気代を節約するには、以下のポイントに注意しましょう。
- 電力変換効率の高い純正またはPSEマーク付きの充電器を使う
- 急速充電対応の充電器は便利だが、発熱が多いと無駄な電力を消費しやすい
- 長時間コンセントに差しっぱなしにしない(待機電力の削減)
特に、スマホを充電し終わった後も充電器をコンセントに挿しっぱなしにしていると、わずかですが待機電力がかかるため、使わないときは抜くのが理想的です。
過充電を防いで無駄を削減
スマホの充電が100%になった後もそのままつなぎ続けると、微量ですが電力を消費し続けます。
特に、寝る前に充電を始めて朝までつなぎっぱなしにする人も多いですが、これはバッテリーの寿命を縮めるだけでなく、不要な電気代もかかる原因になります。
以下の方法で、過充電を防ぎましょう。
- 80~90%になったら充電をやめる(バッテリーの負担軽減)
- 充電が終わったらすぐにコンセントを抜く
- スマートプラグを活用し、充電時間を自動で制御する
最近では、スマホ自体に「バッテリーの最適化」機能が搭載されている機種もあります。
これを活用すると、過充電を防ぎながら効率よく充電できるため、設定を見直してみるとよいでしょう。
充電回数を減らすための工夫
スマホの充電回数を減らせば、電気代の節約だけでなく、バッテリーの寿命を延ばすことにもつながります。
無駄な充電を避け、1回の充電でできるだけ長持ちさせるための工夫を紹介します。
日常的に実践できる方法を取り入れて、効率的にスマホを使いましょう。
バッテリーの寿命を延ばす充電方法
スマホのバッテリーはリチウムイオン電池が主流で、充電方法によって寿命が大きく変わります。
バッテリーの劣化を抑え、長持ちさせるためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 0%まで使い切らず、20~30%で充電を開始する
- 100%まで充電せず、80~90%で止める
- 高温や低温の環境での充電を避ける(特に夏場の車内は危険)
- 急速充電を頻繁に使わず、通常充電を活用する
特に、「バッテリー残量0% → 100%」の充電サイクルを繰り返すと、劣化が早まるため注意が必要です。
日頃の充電方法を見直すことで、バッテリーの持ちを改善できます。
スマホの電池持ちを良くする設定
スマホの設定を工夫すれば、バッテリー消費を抑え、充電の回数を減らすことが可能です。
以下の設定を見直して、スマホの電池持ちを良くしましょう。
- 画面の明るさを自動調整にする、または手動で低めに設定する
- 使っていないアプリのバックグラウンド動作を停止する
- Wi-Fi、Bluetooth、GPSなどを不要なときはオフにする
- 省電力モードを活用し、消費電力を抑える
- ダークモードを使用する(有機ELディスプレイの場合、特に効果的)
特に、バックグラウンドで動作するアプリは、気づかないうちに電力を消費していることが多いです。
不要なアプリはこまめに終了させるか、設定からバックグラウンド動作を制限すると良いでしょう。
まとめ:スマホの充電にかかる電気代はわずかでも、節約は可能
スマホの充電にかかる電気代は、1回あたり約0.1円~0.4円と非常にわずかですが、工夫次第でさらに節約することが可能です。
また、充電方法やスマホの使い方を見直せば、バッテリーの寿命を延ばし、買い替えコストを抑えることにもつながります。
ここでは、スマホの充電に関するポイントを振り返り、電気代を節約する方法を整理します。
スマホの充電にかかる電気代
- 1回の充電で約0.1円~0.4円、1年間では約146円(1日1回充電の場合)
- 1日2回充電すると年間約292円と倍増
- 家族全員が毎日充電すると、電気代の合計はさらに増える
電気代を節約する充電の工夫
- 変換効率の高い充電器(純正品やPSEマーク付き)を使う
- 充電完了後はコンセントを抜き、待機電力をカット
- 急速充電を多用せず、通常充電を活用
- 過充電を防ぎ、80~90%で充電を止める
- スマートプラグを使い、充電時間を自動管理
充電回数を減らすためのポイント
- 画面の明るさを低めに設定し、自動調整を活用
- 使っていないアプリのバックグラウンド動作を制限
- Wi-Fi、Bluetooth、GPSなどを不要なときはオフにする
- 省電力モードやダークモードを活用
スマホの充電にかかる電気代は少額ですが、節約を意識することで無駄を減らし、バッテリーの寿命も延ばすことができます。
日々の充電方法を少し工夫するだけで、より効率的にスマホを使えるようになります。ぜひ、実践してみてください!
この記事のまとめ
- スマホの充電にかかる電気代は1回約0.1円~0.4円
- 1日1回の充電で年間約146円、2回なら約292円
- 純正の充電器を使用し、待機電力を抑えることが節約のポイント
- 過充電を避け、80~90%で充電を止めるのが理想
- 画面の明るさ調整やバックグラウンドアプリ管理で電池持ちを改善
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