この記事を読むとわかること
- システムエンジニアの1日の流れと仕事内容の全体像!
- 通常・初日・炎上案件それぞれのリアルな働き方の違い!
- 未経験・新人が不安を減らし現場に慣れるための考え方!
この春から社会人になる皆さま。
まずはご卒業おめでとうございます。
これから入社初日を迎えるまでの間、期待と不安が入り混じっているのではないでしょうか。
「システムエンジニアって、実際どんな1日を過ごすんだろう」
そんなイメージが持てないことが、不安の大きな原因になることもあります。
この記事では、SE歴20年の私が、実際の現場をもとに1日の流れをお伝えします。
会社やプロジェクトによって働き方はさまざまなので、ここで紹介するのはあくまで一例です。
「こんな働き方もあるんだな」とイメージを持っていただければと思います。
これから始まる仕事のイメージを、少しでも具体的に持っていただけたら嬉しいです。
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システムエンジニアの通常の1日
まずは特に大きなイベントのない、一般的な1日の流れからご紹介します。
最初にお伝えしたいのは、「特別なことばかりしている仕事ではない」ということです。
日々の積み重ねの中で、少しずつ理解を深めていく仕事だと感じています。
決められた時間内に、やるべきことを進めていくという意味ではシンプルです。
また、常識的な範囲であれば休憩のタイミングを自分で調整しやすいため、その点は学生時代より気が楽に感じることもあります。
起床~出社
朝6:00頃に起きて朝食を取り、7:00の電車に乗って8:00頃に最寄駅へ向かいます。
始業の1時間前に到着しますが、最近はあまり早く出社しすぎるのも気を使うため、近くのカフェなどで時間を調整しています。
始業の30分前くらいに出社し、静かな時間の中でメールチェックやスケジュールの確認を行います。
この時間帯は集中しやすいため、その日の作業を少しずつ進めることもあります。
補足:私は朝型なので早く出社していますが少数派です。5~10分前くらいに出社する方が一般的です。
始業~お昼
作業を進めているうちに始業時間となり、チームメンバーも出社してきます。
朝会が始まるまでの時間は、各自の作業に集中することが多いです。
現在は既存システムの解析作業を行っており、「なぜこの実装になっているのか」と考えながらコードを読み進めています。
最初は戸惑うことも多いですが、「なぜそうなっているのか」を考える経験が、そのまま力になっていきます。
朝会では、作業状況や課題の共有を行います。
- 担当作業の進捗
- 困っている点の共有
- 連絡事項
事前に内容を整理しておくことで、短時間で終わらせることも可能です。
朝会後は再び作業に戻ります。
お昼~終業
午後は引き続き作業を進めます。
集中していると、細かな違和感にも気づきやすくなり、「コメントと実装が違う」といった点に気づくこともあります。
こうした気づきの積み重ねが、少しずつ理解を深めていきます。
適度に休憩を取りながら、無理のないペースで進めていきます。
体調やその日の進み具合によって、時間の感じ方が変わるのも特徴です。
終業~帰宅
仕事が終わった後は、電車で帰宅します。
本を読んだり、何も考えずに過ごしたりと、それぞれの時間を過ごします。
帰宅~就寝
帰宅後は食事と入浴を済ませ、自由時間です。
勉強に充てることもあれば、リフレッシュの時間にすることもあります。
いずれにしても、生活リズムを崩さないことが大切です。
初めての職場での1日
システムエンジニアは、プロジェクトごとに職場が変わることも多く、初めての環境に入る機会があります。
どの現場でも、最初は緊張するものです。
起床~出社
初日は遅刻を避けるため、余裕を持って行動します。
営業担当と合流し、現場に入る流れが一般的です。
その後、担当者から席や環境の説明を受けます。
始業~お昼
初日はPCのセットアップやセキュリティ説明、プロジェクトの概要説明などが中心です。
まずは環境やルールを理解することが優先になります。
お昼~終業
環境構築が終わると、軽めの作業を任されることが多いです。
この時期に重要なのは、「うまくやること」よりも「迷わず動ける状態をつくること」です。
- 職場のルールを把握する
- 資料の場所を把握する
- 誰に何を聞けばよいかを知る
この3点が分かるだけで、安心して仕事に取り組めるようになります。
終業~帰宅
慣れない環境で疲れが出やすいため、無理をせず帰宅後はゆっくり休みます。
帰宅~就寝
新しい環境では体調管理が重要です。
無理をせず、早めに休むことを意識します。
関連記事:システム開発の現場に必要な技術知識とは?新人SEが押さえるべき基本の「ホ」
やばい1日(炎上案件)
すべての現場がそうなるわけではありませんが、負荷が高い状態が続くプロジェクトも存在します。
働き方を考えるうえで、こうした現実も知っておくことは大切です。
起床~出社
疲れが抜けず、体が重い状態で出社することもあります。
通勤時間も、休息に充てることが多くなります。
始業~お昼
終わりの見えない作業が続きます。
朝会も、状況によっては前向きな場になりにくく、重い雰囲気になることがあります。
お昼~終業
作業に追われ、時間があっという間に過ぎていきます。
余裕がなくなることで、判断力が落ちることもあります。
終業~帰宅
定時で終わらない日も増え、帰宅時間が遅くなることがあります。
帰宅~就寝
帰宅後は最低限のことを済ませ、休むことを優先します。
このような状態が長く続く場合は、無理をしすぎないことも大切です。
入社後しばらくの1日(新人研修)
入社直後は新人研修が中心となり、業務とは異なる日常になります。
講義と演習を繰り返しながら、基礎を身につけていく期間です。
環境に慣れるという意味では、学生時代に近い感覚かもしれません。
よくある質問(FAQ)
Q.システムエンジニアとして、ついていけるでしょうか?
最初から完璧にできる人はほとんどいません。
まずは一つひとつの仕事を丁寧にこなしていくことが大切です。
できることは、少しずつ増えていきます。
Q.ずっと勉強し続けないとダメですか?
毎日無理に勉強を続ける必要はありません。
ただし、仕事の中で学ぶことは多く、必要に応じて学び続ける姿勢は重要です。
Q.炎上案件に当たってしまったらどうしたらいいですか?
新人のうちは、すぐに大きな責任を負う立場になることは多くありません。
まずは自分の役割を丁寧に果たすことを意識しましょう。
無理をしすぎず、自分の状態を大切にすることも重要です。
関連記事:新人SEのサバイバルガイド:炎上プロジェクトの見分け方と対処方法
最後に
入社前の方に向けて、システムエンジニアの1日の流れをお伝えしました。
最初は分からないことばかりだと思います。
それでも、少しずつできることが増えていくのが、この仕事の面白さでもあります。
「自分にできるだろうか」と感じている今の状態が、自然なスタート地点です。
無理をせず、一歩ずつ進んでいければ大丈夫です。
この記事のまとめ
- システムエンジニアの1日は3つのパターンで理解できる!
- 通常業務は地道な積み重ねで成長していく仕事!
- 初日は環境と人を把握することが最優先!
- 炎上案件では無理をしすぎない判断が重要!
- 不安は自然であり少しずつできることが増えていく!
